「ファースト・プライオリティー」
山本文緒
コレの続きです

「小説」
主人公は作家の女性。
少しずつ作家としての仕事が軌道に乗るのと反対に
夫との関係は少しずついびつになり
ついに離婚することになった。
最終話は作家の女性が主人公
もしかして、著者自身がモデルなのか?と思ったが真相はわからない。
作家は創作活動が仕事だが
もちろんそれと並行して
現実の生活や家庭や収入のことも無視はできない
だけど、そういう
「安心、安定の基地」より
どうしても彼女には大切なものがある
それは
さみしい気持ちも、足らない気持ちも
小説を書く原動力にして生きていくこと
彼女は
そうでしか生きられないし、
それがあれば生きていける。
そんなものを持っている彼女が、
とても勇ましくも、孤独にも見える
そして、とてもうらやましいと思った。
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