大好きだった
花井愛子先生や山浦弘靖先生の作品について語りました
これらの小説は私が買ってもらったのではなく
母が知人宅から大量に古本をもらってきたのです
どうやらそのお宅には、私より10歳近く年上のお姉さんがいるらしく
彼女のお下がりが大量にまわってきたのですね
そして、小説以外に漫画もたくさんありました。
結構ロマンス物が多かった記憶。
けど、それらはすぐに母に捨てられました。
たぶんですけど、
エロいから。っていう理由だと思う
エロいってもせいぜいキスシーンだけど
不思議なのはね、小説はいっさいお咎めなしで許されたんです
私からしたら、星子シリーズのほうがよほどエロいと思うんだけど。
そして、すっかり少女小説に
特に、ちょいエロありの星子シリーズにハマった頃
ようやく母のチェックが入ったらしい
母親「アンタ!こんなエッチなの読んで!!!」
ハァ~!?
アナタがもらってきたんですよね!!?
で、活字が苦手だからって検閲を怠ったのも自分ですよね!?
今思い返しても、ひっくり返るくらいのイチャモンですが
きっと、「小説なら安心」とでも安易に判断して私に与えたものの
私が熱心に読んでるのを見てだんだん不安になってチェックしてみたのでしょう
そしてその後どうなったかというと
相変わらず少女小説を好んで読んでる私に母は
「またエッチな本読んでる」
「そんなのは読書のうちに入らない」
と、なにかとチクチクいってくるのでした
これも、今から思うとほんっとーーに理不尽!
人がエロ本大好きみたいにいうけど、そもそも与えたのアンタだろうが!
それにエロ本じゃねえし!
そして、母親からはよく「読書のうちに入らない」って言われてましたけど
本を読んだら読書なんだよ!
それが純文学だろうとライトノベルだろうと漫画だろうと
読んでて楽しけりゃいいんだよ!
趣味なんだから!
どうして読書という趣味だけは
楽しむだけじゃダメで、高尚なものじゃないと趣味として認められないんでしょうか?
今ならこれくらい言い返すけど
当時の私は、エロいんだ私…と、すっかり自分を恥じてしまいました
が!
なんで私が恥ずかしがることがあるんだ?
私は親から与えられた本を読んだだけだし
なにより
エロいことに興味があってなにが悪いんだよぉおおおー!!
と、懐かしい本の思い出とともに、母の理不尽さも思い出しました