「さいはての家」
綾瀬まる

コレの続きです下差し
最終話
「かざあな」

 
平野は、幼い子供と妻を置いて
古い平屋に一人引っ越してきた


通勤の関係上、というのは表向きの理由で
子供が生まれてからの生活に
精神のバランスがうまく取れなくなってしまったことが理由だった



しんどい…

めっちゃしんどい話だ



私は母親で、この物語でいうと

平野の妻の立場に近いから


平野の妻、綾香の台詞には一言一句同意しかなかった



※頭切り替えろよ!

父親になったんだから!!

甘えてんじゃねえよ!

もっと稼ぐか、会社にちゃんとモノ言えよ!!!

(綾香はこんな乱暴なこと言ってませんが)



私だって子供が生まれて

親として頭を切り替えるのは容易じゃなかった



そうせざるを得ないからそうしただけで

出来ないという人を責めても意味のないことなのかもしれない



だけどさぁ!

やるしかないじゃん?

→※部分を再度リピート



ただ、平野の立場として物語を読むと

彼の苦悩も痛いほど伝わった


産後うつは母親だけのものじゃない



だけどねやっぱり

逃げられるだけいいよね!

 

小さい子を育ててると、逃げられる日なんて一日もないもんな!

→※リピート



苦しさとイライラの繰り返しなので、

私が勝手に平野夫妻にアドバイスしますニコニコ気づき



もう別居しなさいよ

で、夫は死に物狂いで働いてお金を妻に送り

妻は仕事をやめて育児にだけ専念するのです



平野が本当は子供と生活したいって思ってるならこんなこと言わないけど

もう完全に拒否反応出てるじゃん


こんな人が近くにいたら、

妻だって育児のやる気がなくなるわムカムカ



妻が自分の仕事を辞めなくてはいけないのは理不尽だけども

こんな夫と兼業なんてキツすぎますわ


 

 


 



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