「七人の敵がいる」
加納朋子


コレの続きです下差し


~エピローグ~



小学校を卒業し、中学へ進学した息子の陽介。

陽子が向かうところは…
まさかの、小学校PTA時代のラスボス
元会長様の上条の家


陽子にはひそかな企みがあった
まさかのリベンジマッチ!?



陽子に非道な言葉を投げつけ

読んでいる私も思わず憎んだ元会長・上条のまさかの再登場



そして、上条の意外な真実が発覚する…


これはショッキングな真実


だけど、だからこそ

ならばどうして上条は、陽子にあんな最悪な言葉を言ったの!?

と悲しくなった



痛みを知ってるはずの上条が、それを利用するように

陽子の弱点を攻撃する。

 


悲しいけれど、人は自分の置かれた状況がすべてで、

それ以外にいる人間の気持ちや痛みは全くわからないものなのかもしれない




これがこの本の最終章である。


こんな人とクラス委員やるの絶対嫌!

とまで思えた陽子だが、読んでいるうちにその豪快さ、頭の良さ、きっぷの良さに

どんどん引き込まれていった



もし陽子と私が、本当に同じクラス委員をやることになったら


恐ろしくて、私からはとてもじゃないけど陽子に近寄れなさそう

きっと、「なにこの人、はっきりしない人ね」と呆れられるかもしれない



陽子は厳しいけれど、相手を簡単に見切りをつけたりはしなさそう

私にもできそうな仕事をガンガン振ってくれそうだ