「七人の敵がいる」
加納朋子
コレの続きです

「我が子だろうが敵になる」
四年生になり、学童を退所した息子の陽介
サッカー少年団に入りたいと言い出した
新たな保護者コミュニティーの入り口に立たされる陽子は…

私がかなり恐れているものの一つに
スポ少がありました
スポ少だけでなく、性別関係無しにこういった類の習い事はありますよね
だけどね、
こういうコーチもボランティアだったり、保護者の手作りで成り立っているような
習い事ならばなおさら
やっぱり親として何もしないってわけにもいかないよな…とは思う
子供のやる気も大事にしたい…
だけど、
「監督への感謝の気持ち」と張り切る人や
「我が子を引き立てたい」という下心もある人もいるだろうし
なかなか一筋縄ではいかなそうなところが怖い
さて、この章では唐突に
山田陽子の最大の秘密が明かされます
最大の秘密で、最大の弱点
私はどうして陽子がここまで猛烈な女になったのか
急に腑に落ちたような気がして
陽子を抱きしめたくなった
と同時に
陽子の旦那に急に腹が立ってきました
おい!お前がいちばんしっかりしなきゃダメだろうが!