「ランチタイム・ブルー」
永井するみ
コレの続きです

「ビルト・イン」
二世帯同居の館林家のインテリアの仕事をする広瀬と知鶴。
二階の義母、綾子を先輩の広瀬が担当。
一階の真美夫婦を知鶴が担当。
それぞれ干渉しあわないために別々の担当者をつけたはずなのに、
知鶴の担当する嫁・真美は
なぜかしきりに義母・綾子のインテリアを気にする。
義母と嫁、それぞれがひそかに抱える思惑とは…?

この結末は腑に落ちる。
最後の方であれよあれよといろいろわかってくるけど
強引さはあまり感じないし
せつないながらもちょっとホッコリ
やっぱり…「事件」にしないほうがお話としては無理がないんでしょうか…
殺人事件やストーカー事件じゃなくても、身の回りにアレッ?ていう違和感みたいな
そういうのを扱ったお話のほうが余裕と納得感がありました
知鶴の彼氏が登場するんですが
あまりにシレッと前ぶれなく登場するので
コイツが犯人なんじゃない?
とちょっと思ったけど違った
そもそも犯人とか無いし

でもなんとなくムカつく男だと思ったのは内緒
