「ランチタイム・ブルー」
永井するみ
コレの続きです

「フィトンチッド」
お休みの日の知鶴。
美容院で思いきって髪をショートにし、
お花屋さんでライラックも買ってご機嫌。
しかし夜、ひとり暮らしの部屋に電話が。
知らない男の声で、「髪切ったんだね。似合うよ」
誰!?誰が見ているの!?
さらに数日後、知鶴の部屋は何者かに荒らされ
同じく謎の電話。。「君はいい匂いだね。」
見えない犯人は誰!?

いやいやいやいや
知鶴、マジで察し良すぎよ~!!
なんでそれだけで犯人わかるんよ!?
正しかったら良かったものの、下手すりゃ冤罪事件よ!?
再読してみて、なぜイマイチ印象が薄い小説だったのか
なんとなくわかってきました…
紙面が足りなかったのですか!?
というくらい展開が急なのよ!!
この話も、書きようによってはゾクゾクハラハラ…そして…解決!
くらい魅力的な起伏のある話になったと思うんですよね。
それが、ゾクッ!からの即解決ー!!くらいの勢い。
いや普通私だったら
美容院や、寄った花屋の関係者かな?ってまず思うわ。
「髪、切ったね」…って、
相手はタモリさんという可能性は考えないの?
ねーよ