恋はさじ加減
平安寿子

「きみよ、幸せに」
美果の恋人、光洋はポテトサラダを偏愛している。
光洋は面倒見がよく、美果への好意もわかりやすかったため
てっとり早く美果から誘った。
幸せ。のはずだが、これでいいの?とも思う美果。
そんなときに出会った謎めいた年下男子・フミオ
美果はフミオに夢中になり、光洋を振った…はずが
なぜだか急激に仲良しになる光洋とフミオ
ポテトサラダも二人で作ったりしてるらしい。
なんなのこいつら!?なんなのこの関係!?
うんざりして二人と離れた美果だったが…!?
結局、
友達でも恋人でもいいし
ポテトサラダもどんな具でもどんな味付けでもいいし
自分の好きな味、好きな人、夢中になれる気持ちを大事にしようよ!
って話かなぁと思った

個人的には、美果が光洋に対し
「いい人だし、自分のこと好きそうだし、駆け引きはめんどくさいし、さっさと付き合いましょう」
みたいなところが、合理的でいいと思ったw
でもまあ、人間同士
やっぱり合理性だけでは計れない感情もあるってことか

駆け引きしたくなくても、好きなものは好き。
気になるものは気になる。
好物ってわけじゃないのに
ポテトサラダ、食べたいーー!!