一人暮らしの時の話をちらっと書きましたが
その時、かなり怖い思いをしたにもかかわらずなんとか気が紛れたのは
やっぱり当時付き合っていた彼氏がいたからなんですよね
彼ピッピがいたからガンバルンバみたいな
学生の時からのお付き合いでしたが、就職で私の勤務地がちょっと遠くなったため、プチ遠距離でした
とはいえ若いし、一人暮らしヒャッホーてことで二週にいっぺんくらいは彼氏が来てました
彼が来ない週末は私が行ってました
私はそれまでの人生で一番長く続いたのがその彼で、結婚するだろうなと勝手に思ってました
むしろもう結婚したい。一人暮らしも覗きが出て心細いし、仕事もイヤなことばかり
もう辞めてぇ。辞めて結婚したい
でもまぁ結局別れましたね。てかフラれました
当時まだお互い23とか。そりゃそーだ。重すぎるよ。
これ、自分の人生で初めてくらい大打撃のお別れでした。
今まで幸い近しい人の死に遭遇することもなく、別れといえばせいぜい卒業くらい。
それが…相手の意思で…しかも大好きな彼氏の意思で…お別れですって…omg
当たり前のように、私は泣き暮らしました
泣きながら寝て、泣きながら起きる
でも社会人だからボロボロになりながら仕事に行く。
すごく意外だったのが、仕事中はなんか平気なんですよね
むしろ、今までイヤだと思ってたアレコレがなんだか楽しいような、気持ちが楽になるような変な感覚。
これも別れのショックが教えてくれたことでしょう
部屋にいると、彼氏との思い出が蘇りすぎてヤバいので、
朝早くから仕事終わりは暗くなるまで近くの川べりにいました。(ヤッバ)
もう防犯とかどうでもいい。。
休みの日は最悪で、もう朝から晩まで川べり。食事もそこで(なにやってんだ?)
好きな小説持っていって、無理矢理没頭したり
思えば季節は今ぐらいの真冬。川べりさっむ
でもどうしても部屋に帰りたくないのでした。
川べりに刺す光が柔らかくなって、春が来る頃
私に異動の話がきました。
なんと…フラれた彼氏の家の近くに
うっそーーん。笑えねぇ~
もちろんというか、元カレには連絡しませんでした。
別れた直後ならそうしたかもしれません…が、川べりでの日々を経て
私がフラれたのは距離のせいじゃないってことはとっくに理解してたんですね~
引っ越しの日、搬入を終えて駅に向かうとき川べりの道を歩きました
あの厳しい寒さの日々とは大違いの、桜も咲いてキラキラと暖かい日でした。
生まれて初めて、「淋しい」ということを四六時中実感しながら
「淋しい」ってどういうことかよく考えた日々だったように思います
「淋しい」ってそれ以上でも以下でもなくただ透明な気持ちだなと思ったのを覚えてます
たぶんそれは、その後の人生にも少し役だってくれている…はず