令和8年4月24日
50年以上前に金融機関に勤めた居たとき、中国広州への転勤を
命じられた私は、否応なく辞令を受けて単身で赴任しましたが、
未だ幼い子供達を残しての赴任には辛いものがありました。
今でも記憶に鮮明に残っているのは、着任後一時帰国した際、
任地に戻る日の朝の出来事です。その日のうちに広州に着くには
朝早く出発しなくてはなりませんでした。
成田空港を目指して先ずは荷物を満載した車付きスーツケース
をガラガラ転がしながら徒歩で30分かけて最寄り駅まで行か
なければなりません。
妻と補助輪付きの自転車に乗って一番下の子が駅まで見送りに
きてくれました。
朝早いため周りが静かな中、ガラガラと音を響かせながら3人で
歩きました。駅に着くと“それじゃ、行ってらっしゃい。
頑張ってね”と言う妻。“子供を宜しく。元気でね”と言う私。
後は3人で手を振って別れました。