令和5年9月28日
昨今は、録画した映画を倍速で観賞したり、
歌に冒頭から「ヤマ場」を求めたりするなどの
若者の思考や行動が「時短至上主義」として
各方面での議論を呼んでいます。
ところが他方では、丁寧に作られたものを時間
や手間をかけてきちんと味わいたいとか、じっくりと
本物の雰囲気を楽しみたいとか、そうした志向の
広がりも耳にするようになりました。
コーヒー豆を店頭で焙煎し、1杯ずつ手でいれる
カフェに若い顧客が集まったり、アナログレコード
とプレーヤーを客室に置き、懐かしい音楽を楽しめる
昭和色を前面に出したホテルも若者層に人気があると
伝えられています。
世の中は多様性に富む社会にと変わって来ている
のかもしれません。