「サラリーマンの悲哀」を感じるとき | 人事労務日記~所長のつぶやき~

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人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

令和3年4月26日

 

  定年退職はサラリーマンにとって、人生の一大事です。

「今の会社があるのは俺のおかげだ」と勘違いする人も

退職して直ぐに「会社は自分がいなくても何も問題がない

ことに気づく」のです。

 

  誰が抜けても替わりがいるのが会社。

一人の社員の退職で「会社が業務を遂行出来なくなる」ことは、

普通ありません。

でも、逆にサラリーマンにとっては、会社を退職したらやるべき業務が

無くなってしまいます。「無職」になってしまうのです。

いくら出世して偉くなった人でも無職となります。

 

  だから、「定年退職」のときは、サラリーマンなら多かれ少なかれ

誰もが味わう解放感と喪失感、そして「サラリーマンの悲哀」を

感じるときなのです。