平成30年8月31日
私は6人兄弟の下から2番目で、幼い頃は近所の
子供たちの「がき大将」でしたが、チャンバラごっこで遊び
回ったあげく近くの「どぶ川」に嵌まって死にそうになったり、
算盤の選手だった中学時代には股関節炎を患って
長い闘病生活を余儀なくされたりしました。
特に中学生の多感な頃、病院の担当医から
“復帰するまで長い時間がかかること。学校は休学
しなければならないこと”を告げられたとき、ショックの
あまり涙が溢れ出たことを思い出します。
そして、その涙が手の甲にこぼれたとき、一緒に
聞いていた母が黙って手ぬぐいを渡してくれたときの
顔が今でも鮮明に浮かんで来ます。
その母も亡くなってから随分と経ってしまいました。