平成30年7月3日
人は、思い出に生きるといいますが、私も時々思い出にふけるときが
あります。
もう40数年前のことですが、私は中国(広州)に単身赴任していた
ことがあります。
そのときの中国(広州)は、改革開放体制に入ってから未だ
間もなく、道路には人民服を着た人々でごったがえしていました。
当然、外国人(特に歴史問題を抱えた日本人)にはとても厳しい
生活を強いられていました。
そんな中、ある日、妻に連れられて母が、私に会いに広州に
来てくれました。
当時は日本からの直行便が無く、香港経由でのフライトでした。
朝早く日本を出て、広州に着くのは夜遅くになってしまいました。
未だ若かった私でさえ、広州に着くとクタクタになりますので、老齢の
域に達していた母の疲れはとても酷かったでしょう。
妻も高齢者を連れての旅に随分疲れたと思います。
今は、妻も母もあの世に旅立ってしましました。
一人残された私が、時々こんな思い出にふけり、あのときに
戻りたいとかなわぬ夢をみています。