年金の高収入者 | 人事労務日記~所長のつぶやき~

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平成30年2月24日

 

2018年度の税制改革では、公的年金控除の仕組みも改正される見込みです。

公的年金控除額の上限を設け、年金収入が10百万円を超えると控除額が

195万円で頭打ち(従来は制限なし)となります。年金収入が10百万円を超える

人の税金が膨らむ仕組みです。

 

では、年金収入が10百万円を超える人はどういう人でしょうか?

厚生年金保険料を中学校卒業してから長期間払い続けた人でも保険額は年4百万円

(基礎年金を含む)台です。公的年金だけでは無理です。退職金の年金払いを受ける人で

沢山もらえる人が可能性がありますが、そんなに多くはないでしょう。

財務省によると該当者は、全国に3千人程度だそうです。

 

まぁ、私なんかは全く該当ありませんので、気楽です。

でも、今後上眼が切り下がる可能性は十分あります。

何れ、多くのサラリーマン卒業者も対象になってくるかもしれません。

何か、長生きしてもそんなに楽に過ごせない時代が益々近づいているようです。