食事風景 | 人事労務日記~所長のつぶやき~

人事労務日記~所長のつぶやき~

人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

平成29年9月15日

 

  私が幼少の戦後まもない当時は、殆んど毎日、昼食はサツマイモで、

夜ご飯はスイトンでした。

たまにおふくろが“今日はご馳走だよ”と言って出してくれたご飯には、

麦と砂利が沢山入っていました。

 

  それこそ、白米だけのご飯は、滅多に出ないご馳走でした。

ごくたまに、何かの記念日とかに白いご飯が食卓に出ました。

そして、その白いご飯を目にしたときの嬉しさは、今でも頭に焼き付いています。

 

  白いご飯をちゃぶ台に出したときのおふくろの得意気で、嬉しそうな顔と共に今

でも頭に浮かんでくるのです。

そのおふくろが亡くなってから随分と「長い時」が経ちました。

そして、今はいつでも食べられる白いご飯は、余り食べないようになってしまいました。

 

  今は妻も先立ち、昔の大人数での貧しい食事風景を思い出しながら、

1人でコンビニ弁当を食べています。