平成29年4月24日
昨年12月に千葉の方で,不幸な出来事が起こっています。
パーキンソン病で要介護3、歩行には杖が必要な72歳の男性が,
住まいの老人ホームから3キロメートル離れた大病院に行きました。
帰る段になって,あいにく介護タクシーを呼ぶために必要な現金の
持ち合わせがなかったため,その病院に呼んでくれるように頼みました。
然し、病院では対応できないと断られたため、諦めて歩いて帰路
につきました。
12月下旬のその日,老人ホームから行方不明で捜索願が出されました。
1月下旬になって,病院から1.5キロメートルほど行った川の側で,
遺体となって見つかったそうです。死因は凍死ということでした。
病院がタクシーを呼んであげてさえいれば,この人は亡くならずに済んだ
かもしれません。
病院にとっては、ほんのちょっとした余計なことだったのですが、
同様なことが今後多数増えると対応できなくなると考えたようです。
いちいち患者の帰りのことまで気遣ってやる必要はないと考えた
のかもしれません。
それでも,もし・・・・と思ってしまいます。