「こころの定年」 | 人事労務日記~所長のつぶやき~

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人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

平成28年12月7日

 

  最近、「こころの定年」という言葉もよく耳にするようになりました。

「サラリーマンが、実際の定年を迎えるより前に会社で働く意味を

見失い、意欲を喪失する状態」のことをいい、40代の男性が

特に陥りやすいそうです。

 

  「誰の役に立っているのか、このまま時間が流れていっていいの

だろうか」などと「社内での自分の価値に疑問を抱き、自信を失って

くるにつれ、意欲も失ってくる」ことが原因の一つと言われています。

 

  でも男性の平均寿命が80歳を超えた現代では、40代はもとより

50代や60代でもまだまだ能力発揮の潜在力は十分なはずです。

ある年齢になって急に能力が落ちるわけはありません。

それだけに会社で自分の先が見えてしまい、力を十分に発揮

できないままサラリーマンを終わってしまう無念さはひとしおだと思います。