平成12月25日
世間の人を眺めていると人生を楽しんでいるのに,
どうして我が身はそうではないのか?
そこから生まれる妬みの気持ちが,
「人の不幸は蜜の味」という嫌な感覚を掘り起こします。
想像力を働かせてみれば,「人間万事塞翁が馬」と
いう一面に思い至ります。
人は今を精一杯生きているのですが,昨日から明日へ
のつながりの中で今日を見るようにすれば,現在は
過去の流れに従っており,将来は現在の流れに
つながっていることになり,結論を急がないでよいと
いう余裕を持つことができます。
好事と悪事は判断の物差し次第で変わると
いうことです。今日の悪事は明日には好事を産み出す
ことになります。
やはり、人生は「気の持ち方」次第だと
いうことかもしれません。