平成27年2月6日
今日は金曜日。
きっとあちこちの居酒屋でサラリーマンの飲み会が
開かれるでしょう。
そして、上司や会社の悪口を魚に話が弾む
ことでしょう。
こんな俳句があります。
「秋鯖や上司罵るために酔ふ」
今も昔も、サラリーマンが飲む酒の目的は、大半が
会社や上司に対する不満を吐き出すためなのです。
その憂さをはらすためにビールでも焼酎でも熱燗でも
なんでも飲みます。
そして、散々に悪口を言って気を晴らします。
同僚が昇進したと聞かされたときは、更に酒が進み、
悪口にも心がこもります。
散々に飲んで朦朧(もうろう)とした頭に、フッと
奥さんや子供の顔が浮び、一瞬ハッとするものの、
頭を振って、また苦い酒を一気に口に流し込むのです。
こんな方法で自分の心にけじめをつけて何とか
サラリーマンを続けているのです。