平成25年11月18日
もう直ぐ、12月。「年の瀬」です。
ところで、普段何気なく使っている「年の瀬」とは、
年末、年の暮れの意味ですが、その由来を調べたら、
次のようでした。
江戸時代の貧乏人は、溜めに溜めたツケ(米代や
飲み代)を年末に、手持ち現金があるだけ払えるだけ
払うと、年を越せるかどうかも怪しくなってしまいました。
手持ちのお金が無く、ツケが払えなければ物の工面が
できません。庶民にとっての年越しとは、生きるか
死ぬかほどの重大事だったのです。
現在でも、住宅ローンなど銀行からの借入があるヒトは、
ボーナス時の返済として見込んでいたボーナスが出なかったり
少なかったりすると、、不安いっぱいで年を越さなければ
ならないかもしれません。
庶民の苦しさとか世の中の厳しさは、江戸時代も今も
余り変わらないようです。