平成24年9月1日
日本は、1990年代初頭にバブル経済が崩壊し、
長期間の景気低迷に入りました。
そして、デフレ経済から一度も脱出できないまま、
人口減少、少子高齢化社会を迎えてしまいました。
そして、こんな時代を迎えた今、誰もが
“さぁ、これからどうしたものか”ともがいています。
それにしても、高度成長期ごろの日本の元気さを
改めて思い出します。
あのころは、テレビの力道山や栃若の活躍に喚声を
あげながら、「今に見ていろ」の自分の思いを
託していたのでしょう。
そして現在の日本企業は、超円高の定着とか
電力不足など韓国、中国など競争国企業に比べて
圧倒的な不利な環境の中、厳しい経営を強いられています。
でも、シャープに代表される苦難の真っ只中にいる企業も
猛烈な外部環境の悪化の中、何とか生残ろうと必死の
努力を続けています。
きっと高度成長期の経営者を同じく「負けてたまるか」との
思いが強くなっていることでしょう。
私は、こんな血の滲むような努力をする日本は、
きっと必ずまた再生すると固く信じています。