平成24年6月2日
昨日、久し振りに昔の友人達と飲み会を
しました。お互いの近況報告をする中で、
余り順調ではない人の話を聞くと、何となく
ホッとする自分に気がついて慌てたりします。
「人の不幸は蜜の味」という言葉があります。
人が他人の不幸を蜜の味だと考えるのは常に
自分の幸不幸を他人との比較によって確認
しており、人が不幸であることで自分の幸せさを
際立てさせる効果があるからだという人がいます。
自分だけをみて自分が幸福だと判断するほど
自信のある人はそう多くはないということでしょうか。
ところがそんな人の不幸を喜ぶ自分に気づいたとき、
もう一方で、そのあまりにも自分という人間の出来
の悪さに気がつき、悲しくなったりもします。
これはだれもが抱える自己矛盾ではないでしょうか。
こうした自己矛盾は、人によって「他人の不幸を
喜ぶ自分とそれを嫌悪する自分」のいずれを強く
思うかの違いはあっても、そのいずれか一方だけの
人はいないようで、
誰もが心の奥深いところに抱えているもののようです。