平成23年3月23日
東北大地震の被災者たちが、物資がまだ
行き渡らず難儀をしているようです。
そんななかで、被災者たちの近所の「向う三軒両隣」
の自立組織が動き出しているそうです。
日本には昔私が子供の頃は、東京でもどこでも
「向う三軒両隣」と云う言葉がありました。
遠い親戚より近くの近所とも云われ、そこには濃密な
ご近所さんの付き合いがありました。
またそこには、信頼と安心によって結ばれたコミュニティーが
存在してしていました。
みそが無くなったといっては隣に駆け込み分けてもらい、
子供をちょっとあずかってくれと頼まれれば快く自分の
子供同様にかわいがるといった風情があったのです。
それが、戦後の教育のせいでしょうか、この言葉は
スッカリ死語となり、個人主義が横行してしまいました。
今では、東京などの大都会では近所付き合いという
観念もスッカリとすたれてしまいました。
でも、「向う三軒両隣」は結局は大震災にも
生きていこうとする人間の知恵なのかもしれません。