平成22年9月18日
“生まれて直ぐは遺伝が百パーセント。その顔を
土台にして、成人するまでの二十年間は育った環境が
顔をつくる。そしてさらにその顔を土台に、成人してから
四十歳までの二十年間は、その人の意志が顔をつくる”。
と云われます。
「四十歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て」と云われることが
あります。
“幼い頃の顔は百パーセントが遺伝でも、その後どんな生き方を
選ぶかで顔つきが変わってくる。その顔付きを長年続けるうちに
次第に定着し、やがてその人の顔ができあがる。その年齢が
四十歳”という意味のようです。
電車なんかに乗って周りを観察していると、“顔の造作は
それほどではないものの年齢を経た威厳のある「イイ顔」を
している人”とか、“造作は立派でも何となく軽薄で「ずるそうな
顔」をした人”などなど実に多種多様な顔を目にします。
そして、そのたびにその人の人生に思いを至らせています。
ちなみに私は「イイ顔」を目指すには、もう手遅れです。