平成20年11月27日
今日は一日雨模様の鬱陶しい天気です。
年末ジャンボ宝くじが発売になった先日、都内の某売り場では
「夢」を買い求めるために1000人の人が並んだと報じられましたが、
全体としては景気低迷の影響で購入枚数を減らす人が多いそうです。
テレビや新聞等でジャンボ宝くじの広告を見かけることがありますが、
最近は折り込みチラシも入ってきます。その広告には「11時間に1人の
割合」で1億円以上の高額当選者が誕生しており、1000万円以上の
高額当選者は「2時間に1人の割合」、さらには「億万長者のチャンスが
70本も用意されている」などと表示されていますので、さも当たりやすい
ような錯覚に陥っていまいます。
また、よく見かけるのが当たった人のエピソードです。当たった人には
それぞれユニークなエピソードがあるのかもしれませんが、それ以外の
膨大なハズレた人々にもユニークなエピソードは存在することも事実です。
科学的な因果関係や数学的根拠が何もないはずなのに、当たった人の
特別なゲン担ぎや習慣を読んだり聞いたりしますと、自分も同じようにすれば
当たるかもしれないと惑わされる人がいないとも限りません。
斯界、世の中そんなに甘くはありません。
「労せずして向かわれる人」は、とても少ないことは確信を持って言えますよ!