あご野焼きの「炭火焼き体験」 | node-blog

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デザイン事務所 ノードのブログ



松江市中原町にある

青山かまぼこ店さんで、

あご野焼きの「炭火焼き体験」をしてきました!


いろいろとお話を伺うと、

山陰沖のあご(飛魚)のみを使用している蒲鉾店は、山陰でもわずか数件!

さらにこちらは、店主さんが厳選して仕入れたもので、

魚をおろす所からつくりはじめる伝統の製法を守り続けておられます。

(決してすり身状のものを買ってくるのではないんですね。)

そして、無添加!!

とても貴重なものなのです。


さっそく体験スタート!
まずお手本から。
十四代(写真右)・十五代目(写真左) 青山さんに説明してもらい、
お手本を見せていただきます。



あらかじめすり身にしてある  あご(飛魚)を、

まな板の上へ包丁で薄く伸ばします。

それを棒に巻き付けていくのですが、

青山さんの手さばきは鮮やか!!


あっという間に巻き付けた後は

手のひらで形をなめらかに整えられます。

これもサササッときれいにされます!




いよいよ、私たちの番です。

いざやってみると・・・・わ、むずかしい・・・

すり身をまな板に伸ばす行程は

けっこう力がいります!

店主さんに修正してもらい

なんとか伸ばすことができました。



さあ次が、最大の関門(?)

棒にすり身を巻き付けていく行程です。

クシを使い、すり身とまな板の間をすばやく切るように動かして

すり身をまな板から剥がすようにしながら、

棒を回して巻き付けていきます。


成形してカタチになったら

次の行程。いよいよ炭火焼きです!




炭火焼きの行程では、

すり身を巻き付けた棒を

焼き台の上で回しながら焼いていきます。

ここでも丁寧にやり方を教えてもらいながら

ゆっくりと焼いていきます。


タイミングを見ながら、

華道で使う「けんざん」のような

金属のトゲが付いた道具で表面をたたきます。

これにより、中まで火がとおりやすくなり、

野焼きの表面がきめ細かくなるそうです。



その作業をしながら

5~10分くらいで

ついに野焼きが完成です!



出来上がった野焼きは

持ち帰ることもできますし、

その場で食べることももちろんOK!

ということで

迷わず出来立てのアツアツをほうばると、

口いっぱいに魚の風味とお酒の香りが広がり、

これが、なんとも美味!! 感動的!!

体験をしないと絶対に味わえない美味しさです!!



ちなみに、この炭火焼き体験、

体験料は1回1,500円。

実は、これ、売値1,200円相当の野焼きを作れて

しかも、アツアツをその場で食べられるなんて

とってもお得だと思いませんか?


みなさんも、ぜひいかがでしょうか。

事前予約が必要ですので、

詳しくはホームページをご覧ください。


いやぁ、楽しかった!


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http://www.aoyamakamaboko.jp/noyaki_taiken.html