さくら心中 第63話(最終話) | のだめと申します!

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日頃ノドまで出掛かってるが中々言えない事、
今まで語れずにいた「ノドまでタメてた話を申告」などを掲載していく
自由ブログです。

第63話(最終話)


終っちゃって寂しいよ~~o(;△;)o

さあ、あの時と同じ言葉を言ってみよう
局も作品もまーーーったく違うけど

佐野クンへの想い

久々に

さあ、皆様

一緒に叫ぼう

せーの、


さび椎香ーーーーーーー!!!!
「稲荷寿司、大悟くん好きだが」

さび椎香ーーーーーーー!!!!

今日から13:30に緊張して体を硬直させてTVの前に鎮座する視聴がなくなるのねーー!!

さび椎香ーーーーーーー!!!!
あの時も放送終ってファン同士で泣いて叫びました。
あの時も佐野クンの出番終了の時から泣いて叫んでおりました。
(ちッ・・・あとは、にょろ賢知事かよッ・・・なんて失礼なボヤキまくりまで)


サトメグちゃんも好きだけど、やはり涼子姫が、垣内彩未ちゃんがーー!
いえいえ、あのメンバー結局皆でした。

恋敵役のあかねこと、小野真弓さんとか今回もお目にかかれて
おっと!長話になること間違いないので


話、話ね!


死ぬならあんた1人で勝手逝けよ清々するわと
佐野クンのファンから指されるであろうバカさくら(林丹丹)から
心中の話を持ちかけられた陸雄(佐野和真)は、
バカさくらのアホ呪縛の力により、「さくら1人で死なす訳には、いかんのや」と承知する。
この女だけ勝手に消えてくれたらいいのに・・・視聴者も望んでます。
(2ちゃんでは、凄い叩かれぶり)


さくらと陸雄は、死ぬ前に桜子(笛木優子)を見舞った。
「よく来てくれたわね、二人揃って」
二人を見て桜子は微笑む。
「ごめんなさい。ホントなら、わたしが付きっ切りで看病せんといかんのに」と、母の手を握ってやがるアホ女。
そーだよ!バカさくらめ!死んでる場合じゃないだろが。
第一普通自分の親が病気なら看病で忙しい筈で、
健(真山明大)と呑気にらんちえっちしてる場合じゃねーだろ。
どこまでバカなんだろうか?
「いいんよ、お母さんも来てくれるし、勝おじさんもしょっちゅう来て、気に掛けてくれるし、
健ちゃんも気遣ってくれて」
よくねーよ、そうやって甘やかした結果が心中かよッ!←だから勝手にさくらだけ逝っといで
健の方がよっぽど(実の母でもないのに)親思いだね・・・まあ健は小さい頃から桜子大好きだったけど。
「どんな具合なんです?」隣の陸雄が声を挟む。相手の心に溶けて行く優しい温かな声で。
「気分のいい日もあるけど、色々。今日は割りといいんよ。二人が来てくれたせいかしら」
それは、可愛い和真を見たせいです。
「いや・・・」ハニカム笑顔の陸雄の可愛らしい事!
「お母さん、早く良くなってね」涙声涙ぐむさくら。
「あんたら、仲良してるの?」
「ええ」さくらが作り笑いで応える声は1オクターブ高い。嘘ッピーは1オクターブ高い。
「・・・ケンカなんかしてない?」
「ケンカ?ふ・・・そんなんするわけないやないの。見たら分かるでしょ?」と、陸雄の手を取るさくら。
「そうね。あら、今日は、二人して黒い服を」
はい、これから二人して死ぬので喪服の意味込めて・・・です。
「ホントや~。偶然やわね、リック」
「ふ・・ああ、このジャケットが気にいっとるんや」一生懸命服の説明する陸雄。
「うん、そうね、似合ってるわ、二人とも」
「ありがとうお母さん」涙声涙ぐむさくら。
「どうしたんよあんた~、泣いてばっかりで。今日明日にどうってことないのに」
「ホンットにごめんなさい、何にもできないで」
桜子のベッドへ座り肩に寄り添うさくら。
だったらーーーー
心中なんてしてる場合じゃねーだろ!
直ぐに世話しにいけーーー!!!何も出来ないじゃなくてするんだろーが!バカさくら!
・・・というか、陸雄も陸雄だよー(-。-;)
バカさくらに付き合ってないで、お世話を買って出るとか、義母なんだし。婿として・・・
アホの呪いのせいね・・・(ノДT)
「おかしな子、泣いてばっかりで。今日はもういいから、二人で食事でもしてきなさい」
甘い。。。甘すぎるバカ親。
「ええ」
「そんなら」
さくらと目配せをする陸雄。
「・・・また来てね」
陸雄が手を引き先にドアを開けて、さくらを先に通す王子様ぶりに萌え~~。
二人は、いさみ酒造の裏庭に、お手手繋いで来ました。
目の前の桜の木を見上げる、さくらと陸雄。


勝(松田賢二)が、桜子の様子を見にやってきた。
「あ、社長いいところに」健が飛んできた。
「どうした、桜子は?」
「ちょっと、容体が・・」
「悪いんか?」
部屋では、桜子がうんうん唸ってます。枕元に水や薬の袋が置いてある。
「桜子、どうや大丈夫か?(桜子の額に手を当てる)すごい熱やないか!」
「救急車呼ばんでもいいやろか」健がオロロッ
「どうや、呼ぼうか?」
桜子は、首を横に振る。
「・・・肺炎でもひきおこしたんやないやろか」
あの~勝さん、心配なら患者の気持ち有無で医者に診せたら?


一方、心中組のお二人さんは、桜の木に昇り枝に並んで腰掛けてます。
首には白いロープが掛けてあり、上の太い枝に結びつけてあります。
陸雄が昇ってきた梯子を足で蹴って倒し覚悟を決めてます。
絵にしたら綺麗なんだけどね・・・首吊り自殺を考えたの!?苦しいじゃん。
でも、死ぬのはみんな苦しいよ・・・停止するまで苦しいよ。

見つめあう二人。
陸雄の手を取り握り合う。
「リック、最後に、キスして」
全国の佐野クンファン、これでキスシーン見納めです・・・ホッとしたぁ~。
3秒もしてましたよ!3秒も!!!いっつも3秒もッしてるわッ!!!長いよッ!(  ̄っ ̄)
最初の時は、2秒くらいだったのに~~~!!!!もう見たくないッ!(-_-メ
いちばーん最初の43話の衝撃的なランパッパの時なんて、

ぶつかっただけの1秒くらいであとは後姿だったから
ほんとにやってるかどうかなーんてわっかんないしねーーーーーーーーーーーーーーー!!!
でも佐野クンの耳の下から顎にかけてのフェイスラインは綺麗です・・・(///∇//)
というか、男子のこのラインって女性には萌えポイントなのよ~~。
演出家は判ってるわね。男子のキスシーンにはこのアングルが萌えポイントです。

唇が離れても、しっかり愛情の気持ち作ってます佐野クン←俳優ですからッ!

この愛の余韻がすっごくよくって~色気あって~。

いつの間に、こんな色っぽい芝居が出来るようになったの!?(〃∇〃)大人男子!


「いくぞ」陸雄がさくらを見つめ導く。
さくらも、頷く。
これが二人の愛のエクスタシーの瞬間なのかもしれない・・・

羨ましい・・・佐野クンにこんな真剣に見つめられて
クリクリキラキラお目目で・・・

目を閉じる二人。
二人の体が同時に下へ放たれた。
ロープが引っ張られる・・・


ギイ・・・


風が唸る。


バキ・・・



ドサ!!


地面に体が二つ投げ出された。


トン・・・


ロープが括られた太い枝が落ちてきた。


ガラガラガラ・・・


酒蔵の裏口の戸が開き
まりえ(かとうかず子)が、杖を突き猿ボボを抱きながら出てくる。


そこで気絶して倒れている
ブサイク女子と

可愛いイケメン

萌え萌え男子
を見つけ、嬉しそうに傍へ寄ると

さくらにトントンとステッキで叩く。
「ハ~ッハッハッハッハ・・・」
続いて陸雄にも同じ事を
「ハ~ッハッハッハッハ・・・」

目を覚ました二人。
起き上がり、なんじゃこら~な顔。
「なんちゅうザマやーー!」まりえの笑いは止まらない。


顔を見合わせ、どっちらけっけっけーの二人。(+_+)


心中4組目

大取りを飾るのに、

なんちゅー

オチでしょうか?
でも、死ななくて良かったーーー!!
ちょっとは、予測(期待)してたけど
余りにも前話が苦しいものだっただけに・・・
心配して泣き泣きの私だったの
え~、ちょっとー涙返せ~~~!!(`×´)
でも、死ななくて良かったーーー!!(ノ◇≦。)


桜子は結局入院したのね。
医師が診察をしている。
「先生、どんな病状なんでしょう」勝が不安そうに聞く。
「内臓がずいぶん弱ってます。十分薬剤を投下してますので、もう少し様子を見ましょう」
「はい」
そんなにクスリ漬けなのかい・・・
「お兄ちゃん、ごめんなさいね、酒造りで一番忙しいときやのに」
枕元に来た勝に声をかける桜子。
「いーや、俺がおらんでもみんながやってくれるから。あ、そうや、お前から頼まれたもの持ってきたぞ。これ」
おお、最終回にも出して来たのか、トックリ比呂人(徳山秀典)からのポエム手帳。
桜子の手に持たせてやる。
中を開きポエム綴りを目で追い・・・
トックリとの思い出に耽る。←回想シーン登場
「美しい思い出やな、たった一つの、恋の思い出や」どこまでも人がいい勝だ(ノ_-。)
「お兄ちゃん、私、病気、良くなるんかしら」
「なる、良くなるに決まっとる」
「そしたらお兄ちゃん、結婚しましょう」
「え?」
「私の病気が良くなったら、結婚するの。お兄ちゃん、覚悟を決めといてね」
「覚悟やなんて桜子。よし、お前から言ったんやぞ結婚するって、忘れるな」
「ええ、結婚します」
桜子の目には涙が零れていた。

おお!最終回にして、やっと実を結ぶんだろうか?


ふじ川にて、陸雄と健が飲みに来てます。

「けど、うまいこと桜の枝が折れてくれたもんや。そやなかったら、今頃地獄の三丁目やぞ」
シミジミと諭すように語る健。
「あの桜が、まだ生きろって生かしてくれたんかな。いや、枝が半分腐っとったんや」
こちらもシミジミ応える陸雄。
「でもあんたら二人とも、命拾いしてよかった。
うちみたいに心中しても片方だけ生き残ったりしたら、えらい恥やしね」
起こした事を叱りもせんと、シミジミ語る秀ふじ。
ここの環境って人生についての熱血人が誰も居ないってことか。
「あ、目の前に、心中の先輩がおったんや」・・・・おい!陸雄ってば
「あ・・嫌や」なにをブラックジョークを・・・「ハハハ」とやっているんだよ。
「一度やりそこなったら、二度とやり直しはできん、さくらにもそう言っとけ」
「ケロっとしとるわ。何や憑き物が落ちたみたいに」
あんだけの騒ぎを起こして、ケロっとしてるだなんて、やはりバカ。もうこんな女はやめておけ。
そこへ陸雄宛に東京の出版社からふじ川まで電話が・・・
どうしてここに居る事が判ったんだろうか?という疑問は、忙しい最終回だからスルーせねば。
電話口に出る陸雄。
「・・・押川です」
「いいニュースですよ、押川さん!」
「何ですか?」
「『リッキー』が、梓川賞に決まりました!」
「梓川賞って、候補に、なっとったんですか?」
「そうなんです。授賞式の日取りは追ってお知らせします。とにかくおめでとうの電話をしたくて」
「・・・ありがとうございます!いや、どうも、ホントに」
受話器を耳に当てたまま、その場でお辞儀をする陸雄。
電話を置いた。
「いやははははは!!!」出た!佐野クン、感極まると裏返りの可愛い声・・・女の子みたい。
「受賞って何や?」思わず健が歩み出る。
「梓川賞や、『リッキー』が受賞した!」
「ホントか!梓川賞受賞か!」
「えらいことじゃ~」
「ああ~やった!!これで一人前の小説家になれるぞ!…たいしたもんじゃ!」
あれだけ険悪ムードだったのに、全身で喜び合う二人・・・
硬く抱き合い、健なんてまるで自分が成功したかのような歓声ぶり。

いっつもそうなんだよねー昼ドラってさ~~┐( ̄ヘ ̄)┌
そして、佐野クンの興奮した

キャーキャー声は女の子だよ・・・それ。

グータンでも注意されてたでしょ。

『肩恋』の時だって

『はなまるカフェ』のゲストに

出た時に、ビデオレターの

米倉さんも高岡さんも言ってたよね?

もう可愛いんだからー(´0ノ`*)
ほんとによかった・・・と目を細める秀ふじ。

健にしても、陸雄の成功が嬉しいんだよね。
随分投資したし・・・って陸雄が大好きだから出来たんでしょ?
さくらと寝たのも、陸雄を傷つけるのではなくて、3人の関係にバランス取りたかっただけなのかもね。
ただ、さくらは、単にバカなだけだけど。


さて、そのバカさくらと陸雄は――
朝食で勢いよくスポーンと栓を抜いてる頭の足りない今度こそ逝ってしまえな女。
「おい、朝からシャンパンか?」
「いいやないの、めでたいんやから」
グラスにシャンパンを注ぐ。
「よかったわね、陸雄さん。本当に、おめでとう」
呼び名がリックから陸雄さんに変わったさくら。
グラスを打ち合わせ一口飲む二人。
「さくらのおかげや」
「授賞式行かんならんわね」
「うん」
「行ってらっしゃいよ。そのまま、しばらく東京にいててもいいやない?」
「さくらはどうするんや?」
「しばらくは一人でいる。私、心中し損なって、何や目からウロコや」
「愛からも覚めたやろ?」陸雄の方がバカさくらの毒牙から冷めたんとちゃうの?
「愛は愛だけで、せっ●すとは別個に存在するやなんて、陸雄さんが私のために、
無理矢理ひねり出してくれたフィクションやったんやわ」
「小説は、それでよかった。結局、受賞したんやから。けど、事実は小説よりも奇なりや」
「そうね。私、やっと普通の女になれた気がする」
「ドグマから解放されたんや」
「陸雄さん、本当にあなたを愛してると思ったら、いずれ東京へ、追っ掛けていきます」
「来るんか?」うわ~^^フマキラーとか撒いてバルサンでも炊いとけ!
「そのときは、ふ・・、男と女に、なりましょね」
「ああ、そうなろう」やる気なさそうな目してたけどねー陸雄。
東京行って有名になれば、この通り可愛いんだし
女の子はいっぱい寄ってくるから、その中でイイ子捕まえた方がいいって。

部屋に飾られた結婚式の写真立ての前に
二人の外された指輪が置かれていた。

まだ籍は、入っているけど距離を置くって事だろうね。
もう別れちまえーーーー!!!ヽ(`Д´#)ノ


陸雄が東京へ行く日。
健の車で駅前まで来た陸雄&さくらと健&豊香(小野真弓)。
陸雄は、後ろのトランクから荷物を出す。
「ほんなら陸雄、東京で頑張ってやりなさいね」豊香が声をかけた。
トランクを閉めるさくら。
「ホームまで送ってくれんのか?」陸雄は暫く逢えなくなる気持ちから甘える。
「病院に予約を入れとるからな。これから豊香をつれてかんといかんのや」と、代わりに健が応える。
「姉さん、どっか具合でも?」
健と豊香が、顔を見合わせクスリと笑い
「これや」ろ健がお腹に子供が出来た事を手で示す。
「へ~」健のヤツいつの間に・・・との笑い。
「3ヶ月なんよ」美味しいぞ豊香姐さん!
「そっか~」陸雄笑うしかないね。
「ああ、俺達は、ここでな」
さくらが、ショルダーバッグを掛けなおすと
「そんなら私、陸雄さんをホームまで」と区切りをつける。
「ああ、俺達はココでな」

陸雄と健が見つめあう・・・
色々あったなという視線なのか、愛の交換視線なのかやっぱりBL的な部分も否めないわね。
頷くように「それじゃ」と、さくらと一緒に立ち去る陸雄。

「お腹が目立たんうちに、結婚式したいわ」早い所形にさせたい豊香姐さん。
「どっちにしても、引き祝いせんならんやろ?」
「ええ!大威張りで寿退職や」やっぱり一番美味しい最終回にして美味しい豊香姐さん。
「いこう!」

陸雄とさくらが、駅に向かってる。
ふと一瞬だけ立ち止まる陸雄・・・そして歩き出す。
健の事が気になるんだね。
さくらが誰の事が好きか・・・?は結局自分の事が一番好き女である事がわかった。
問題は、健と陸雄こそ誰が好きかってことじゃないの?
やっぱしBLが浮かんでくる最終回。


入院先の桜子。
「そんなら、陸雄さんは、もう行ったの?」
秀ふじが横に座ってます。
「ええ、元気に東京へ」お、さくらも来てたのか。
「良かったね」
「心中しても死なんかった、運の強い人なんやから、小説家としても、波に乗れるんと違う?」
あくまでも、心中が立派なモノのようにいう、とんでもない秀ふじ。
「そうやといいけど」だから、そう言う事に乗せられるからパーパーパーなんだってばさ、さくらは。
「考えてみたらうちら、親、子、孫、三代続いてみーんな、心中を経験してるんやわねぇ」
自慢になりませんぜ秀ふじさん!
「そうや、 死んで、愛の形を永遠に残すんやと、悲愴そのものやったけど、
結局、私らは漫画みたいになってしまって」

よく判ってるじゃないか、さくら。
あれは、美味しいコメディオチだったぜ~!

「その点、お母さんもおばあちゃんも、強烈やったんやね」
感心するとこやないぞ、さくら・・・やっぱりバカ。

「そうやー。そんな思いまでして生き残ったんやから、桜子~、あんたも病気なんかに負けたらいかん。
頑張って早う元気になってもらわんと」
「ええ」と返事した傍で咳き込む桜子。


桜子の病状は一進一退で、なかなか快方に向かってくれないのです。
今年も春が廻り桜の季節となって酒造りも無事終りました。
どうしたことか、春爛漫の季節に、この桜だけは生命の芽吹きがないのです。
10月の狂い咲きを最後に、花は終わってしまい、枯死してしまったのだろうか。

・・・と、勝がナレーションをしている所へ病院から直ぐに来てくれと連絡が入る。

いよいよ比呂人が呼んでるようです。

ベッドに集合体。
桜子の傍には、勝、さくら、秀ふじ、健までいます。
「桜子、まだ行ったらいかん!」勝が桜子の手を握る。
「比呂人が、呼んでるの」
「結婚するんじゃ、(グシュッ)どうしても結婚するゥ!」諦めないぞ、今日は最終回なんやからお兄ちゃん。
「うれしいわ、そう言ってくれて。お兄ちゃん、最後に、お願いがあるの」
「・・・なんや?・・・なんや?」
必死に桜子の口元に耳を寄せ言葉を聞き取る勝。


いさみ酒造の裏庭。
枯れた桜の木。
桜子の車椅子を引く勝
「桜子、桜の木や。ここに来たかったんやろ?桜子」
桜の木を見上げる桜子。
「花は?花は?」
「この桜はもう咲かんのじゃ」
「私とおんなじ。私と」意識が遠のく桜子。
「お母さん」
「桜子。桜子あんた、早すぎる」
「結婚するんじゃ。結婚するんじゃ~」
そうだよ、最終回だよ、さっさと挙げーや!勝は、ずっと待って待って待ち続けたんやからーーー!!
端ッからヤル気なかったのね?
「桜子~、あんたやっぱり、この桜の木の精霊やったんや。生まれ変わりやったんや」
精霊だったら死なない筈だけど・・・
妊娠も出産もしないと思うけどな・・・

そうかもしれません。裏庭の桜の木が、枯死していくと同時に、桜子の命の火も、消えてしまったのです。
と、勝さんナレーションしてる場合やないで。


子役の3歳の桜子(井上琳水)が歌う回想シーン
途中で、大人の桜子に変わる。
一かけ ニかけ 三かけて~♪ 
四かけて 五かけて 六かけて~♪
は~しの欄干腰をかけ~♪
は~るか向こうを眺むれば~♪
17,8の姉さんが~♪
片手の花持ち線香持ち~♪
姉さん 姉さんどこへゆく~♪

あとは、BGMが被り過ぎて歌声が聞こえません・・・


「桜子!」←秀ふじ
「桜子~!」←勝
「お母さ~ん!」←書かずとも判るであろう、さくら
3人は、天に召された桜子に泣き縋る。(テレビの音量を下げる事をお勧めします)

ピアノダラララダラララ♪うっさい

ピアノジャジャジャジャジャジャジャジャうるさい

ピアノジャーンムカつくジャラララ~ン♪ 比呂

・・・と、BGMは更にまたここで音量をアップして五月蝿い五月蝿い

秀ふじがアップで映ります。

ピアノジャララーラーラーラー うるさい

ピアノラーラーラーラ~♪ ムカつく
勝さんがアップで映ります。

ピアノジャラララジャラララ うっさい 

さくらがアップで映ります。

ピアノジャラララララララ 比呂
桜子がアップで映ります。

ピアノジャラララララララ うるさい

桜子の背後がアップで映ります。 

ピアノジャララララララ-ラ♪ 比呂

桜の木がアップで映ります。

なぜか病室にいた健がここには居ないのが不思議だった。


宗形家で勝とさくらが見守る中、秀ふじに死に化粧を整えてもらう桜子。
そこへまりえが登場!
桜子を見つめ
「アーッハッハハアッハッハ・・・うれしいな~、やっぱり桜子勝と結婚するんやアッハッハ・・・」大はしゃぎ。

葬儀は、わたしたちの結婚式ともなったのです。
と、勝のナレーションでホントにワーグナーの婚礼の曲 が流れる葬儀。
酒蔵で棺に納められたウェディングドレス姿の桜子を囲うように、
さくら、陸雄、健、豊香
秀ふじ、まりえ、最終回は何の活躍もありゃしなかった雄一(大熊啓誉)、沙也香(須藤温子)。

流石の、まりえもこの時ばかりは、はしゃぎません。
棺の中に桜の花を手向けられた。
そして紋付袴の勝が桜子が組んだ手に比呂人のポエム帳が添えられた。
桜子の棺はたくさんの桜の花で埋め尽くされた。


徳永さんの『春の雪 』が流れ出す――


♪もし今夜 この街に 不似合いな雪が積もったなら 足跡のない公園を 僕と歩いてみないかい
 君の事 誘う為の 口実をずっと探していた 温もりを分け合いながら 二人の距離を縮めよう


「桜子、これからも永遠に、一緒や」
とうとう、勝さんの夢が叶ったのね・・・(ノ◇≦。)一生桜子一途なのね。


♪白い雪がすべてを隠し 遠い足跡消してゆくなら ずっと忘れないよう今を 春の雪に閉じ込めていって


納骨は千年桜の根本へ。
さくらが、母を想い桜の木を見上げる・・・
その姿を勝が見守り・・・


その二人を陸雄が見つめる
健は、出てきません。

えーーーー!?
やっぱりこのドラマの主役って
佐野クンだったんじゃ・・・!?
さくらを見守る陸雄。


♪心だけはどこにでも 自由に飛んでゆけるから 大切なことは君自身が いつも幸せであること
 小さな石につまずいては 臆病になっていただけさ 君らしく歩けばいいよ 僕がいつも見守ってゆくから


千年桜の根元には新芽が2つ出ていた。



<さくら心中・完>


佐野クン・・・さくらはやめとけ!
でも、続編がありそうな終り方よね~

他にも消化不良な描写もあるし


・健が実母から虐待されてたかのような設定は、なんだったのか?

・呉矢(RIKIYA)の出番は、あれで終りかい!

・宅間の扱いは、なんだったのか?

・陸雄と健の“友情”たるものを判り易く描いて欲しい


6年ぶりの大ヒットで二桁の数字を東海地方では、記録してるとか。
この手の作品で後にゴールデン進出のSPバージョンが『真珠夫人』に『牡丹と薔薇』
なら、このドラマもやりそうな気がするわね・・・
怪しい~~。
陸雄とさくらの、その後でもやればいいのに・・・
別れてもいいから←結局別れさせたい


佐野クンが出てこなければ、レビューもしなかったし視聴もリタイアしてたドラマだったからねーこれ確実。



毎回毎回ヒヤヒヤとかの疲労感情もあったけど

ずっと楽しみにしてたのが終っちゃったよ~~・°・(ノД`)・°・

正直、私は佐野クンがここまで頑張れるとは当初思ってなかったので

驚きだよ~~。

凄い成長したじゃない?

この枠のドラマを経験すると、必ず成長すること間違いなし

余りにも詰め込んだものを短期間で徹底集中させられるんだもの。


佐野クンの芝居で心を動かされた人、かなり居るんだよ~

新しいファン開拓してるんだよ~

凄いね。

新しい佐野クンの誕生。

昼ドラで大悟に続く、代表の役どころだね。