ジョン・カサヴェテスの名を思い浮かべるとき、真っ先に思い出すもの。
俳優としてのそれは、「ローズマリーの赤ちゃん」。
監督としてのそれは・・・。
私の場合、「グロリア」。
「フェイシズ」も「こわれゆく女」も好きやけど~~~。
ヴェネチア国際映画祭、金獅子賞受賞作品。
1980年公開、主演、ジーナ・ローランズ。ジョン・カサヴェテスの夫人でもある。
ニューヨークのあるアパートメントを、男たちが取り囲んでいる。
男たちの手には、ライフル。
彼らは、マフィアであり・・・彼らの狙いは、アパートメントに住む、プエルトリコ人一家。
その一家の主である会計士ジャックは、マフィアの組織を裏切り、FBIに情報を渡していた。
そのため、報復を受けることになってしまったのだった。
そんな時、同じアパートメントに住む中年女、グロリア(ジーナ・ローランズ)が・・・。
ジャックの部屋を訪問。
彼女は、コーヒーを借りに来たのだが、瞬時に一家の異様な雰囲気を悟る。
そして、ジャックの息子フィルを預かってくれ、という頼みを聞き入れる。
さらに、ジャックはフィルにノートを渡す。
子供嫌いだが、頼まれたグロリアは自分の部屋にフィルを連れ帰る。
その直後、ジャックの部屋で爆発音が。
グロリアは、一家が惨殺されたことを悟る。
翌朝の新聞には、グロリアがフィルを誘拐し、一家を惨殺した、と報じられる。
マフィアに、犯人に仕立て上げられたのだ。
こうして、警察とマフィア、両方から追われることになった、グロリアとフィル。
とりあえず、グロリアの娘の家に身を寄せるが、そこにもマフィアの手が伸びる。
覚悟を決める、グロリア。
実は、彼女はかってはショーガールで、彼女を追うマフィアのボスの情婦でもあった。
かっての愛人を敵に回すことになっても、フィルを守ろうと決めるグロリア。
一緒に逃げているうちに、反発していたグロリアとフィルの間には・・・。
実の親子のような、、心の交流と絆が生まれ始めていたから。
ニューヨーク中を逃げ回り、高級ホテルに身を落ちつけた二人。
グロリアは、組織のボスに自ら連絡を付け・・・。
フィルに「3時間待っても私が戻らなかったら、一人でピッツバーグに行け」と告げる。
必ず、あとから行くから、と。
こうして、グロリアはマフィアのボスと対決する。
3時間待ってもグロリアが戻ってこず、一人不安を抱えながら、ピッツバーグに向かったフィル。
約束の墓地で、一人寂しく、不安を抱えて歩き回るフィル。
その彼の前に、タクシーが停る。
そして、降りてきた女性が「おばあちゃんにキスは?」と微笑みかける。
その女性こそ、変装したグロリアだった!
ジーナ・ローランズのカッコよさに、ものすごくしびれる映画。
1999年にシャロン・ストーン主演でリメイクされているけれど・・・。
私は、オリジナルの方が好きやわ、やっぱり。
ジョン・カサヴェテス監督作品は、DVD化されていないものもあり・・・。
なかなか、観れない作品も。
以前、生誕80周年記念のDVDボックスが出たことがあったけれど。
今年、このDVDボックスがブルーレイ化されたものが発売される。
俳優としてのそれは、「ローズマリーの赤ちゃん」。
監督としてのそれは・・・。
私の場合、「グロリア」。
「フェイシズ」も「こわれゆく女」も好きやけど~~~。
ヴェネチア国際映画祭、金獅子賞受賞作品。
1980年公開、主演、ジーナ・ローランズ。ジョン・カサヴェテスの夫人でもある。
ニューヨークのあるアパートメントを、男たちが取り囲んでいる。
男たちの手には、ライフル。
彼らは、マフィアであり・・・彼らの狙いは、アパートメントに住む、プエルトリコ人一家。
その一家の主である会計士ジャックは、マフィアの組織を裏切り、FBIに情報を渡していた。
そのため、報復を受けることになってしまったのだった。
そんな時、同じアパートメントに住む中年女、グロリア(ジーナ・ローランズ)が・・・。
ジャックの部屋を訪問。
彼女は、コーヒーを借りに来たのだが、瞬時に一家の異様な雰囲気を悟る。
そして、ジャックの息子フィルを預かってくれ、という頼みを聞き入れる。
さらに、ジャックはフィルにノートを渡す。
子供嫌いだが、頼まれたグロリアは自分の部屋にフィルを連れ帰る。
その直後、ジャックの部屋で爆発音が。
グロリアは、一家が惨殺されたことを悟る。
翌朝の新聞には、グロリアがフィルを誘拐し、一家を惨殺した、と報じられる。
マフィアに、犯人に仕立て上げられたのだ。
こうして、警察とマフィア、両方から追われることになった、グロリアとフィル。
とりあえず、グロリアの娘の家に身を寄せるが、そこにもマフィアの手が伸びる。
覚悟を決める、グロリア。
実は、彼女はかってはショーガールで、彼女を追うマフィアのボスの情婦でもあった。
かっての愛人を敵に回すことになっても、フィルを守ろうと決めるグロリア。
一緒に逃げているうちに、反発していたグロリアとフィルの間には・・・。
実の親子のような、、心の交流と絆が生まれ始めていたから。
ニューヨーク中を逃げ回り、高級ホテルに身を落ちつけた二人。
グロリアは、組織のボスに自ら連絡を付け・・・。
フィルに「3時間待っても私が戻らなかったら、一人でピッツバーグに行け」と告げる。
必ず、あとから行くから、と。
こうして、グロリアはマフィアのボスと対決する。
3時間待ってもグロリアが戻ってこず、一人不安を抱えながら、ピッツバーグに向かったフィル。
約束の墓地で、一人寂しく、不安を抱えて歩き回るフィル。
その彼の前に、タクシーが停る。
そして、降りてきた女性が「おばあちゃんにキスは?」と微笑みかける。
その女性こそ、変装したグロリアだった!
ジーナ・ローランズのカッコよさに、ものすごくしびれる映画。
1999年にシャロン・ストーン主演でリメイクされているけれど・・・。
私は、オリジナルの方が好きやわ、やっぱり。
ジョン・カサヴェテス監督作品は、DVD化されていないものもあり・・・。
なかなか、観れない作品も。
以前、生誕80周年記念のDVDボックスが出たことがあったけれど。
今年、このDVDボックスがブルーレイ化されたものが発売される。
- ジョン・カサヴェテス Blu-ray BOX (初回限定版)/ジーナ・ローランズ,ピーター・フォーク,シーモア・カッセル
- ¥21,600
- Amazon.co.jp
収録作品は「アメリカの影」「フェイシズ」「こわれゆく女」、
「チャイニーズ・ブッキーを殺した男」「オープニング・ナイト」の5作品。
「グロリア」と「ラブ・ストリームス」は収録されていないので・・・。
単品で購入する必要があるけれど。- グロリア [DVD]/ジーナ・ローランズ,バック・ヘンリー,ジュリー・カーメン
- ¥1,523
- Amazon.co.jp
- ラヴ・ストリームス [DVD]/ジーナ・ローランズ,ジョン・カサヴェテス,ダイアン・アボット
- ¥4,104
- Amazon.co.jp
私も、ブルーレイ機器、そろそろ導入しようかなぁ・・・。
- ラヴ・ストリームス [DVD]/ジーナ・ローランズ,ジョン・カサヴェテス,ダイアン・アボット
- グロリア [DVD]/ジーナ・ローランズ,バック・ヘンリー,ジュリー・カーメン