映画館にお客さんを呼ぶために・・・。
思い切ったことをしたらいいのに、と「となりのトトロ」の記事で書いた。
【「となりのトトロ」みたいに親子で観て楽しめる映画は・・・。
大人ひとりに対して子供ひとり分入場料タダ、とかやってみてもエエんちゃう・・・?】と。

そうしたら・・・。
もっと、思い切ったことをした映画が出てきた。
それが、今朝の朝日新聞で紹介された・・・。
「ハロー!純一」←公式サイトにリンクしてます
残念ながら、まだ観に行けていないんやけど・・・。

監督は、「鮫肌男と桃尻女」「茶の味」の、石井克人監督。
子供のための、子供が主役の実写映画が減っていることを憂いた石井監督。
制作費を自ら調達して製作。
それに興行側も賛同し、業界では異例のことが実現した。
それは・・・。
小学生以下、入場料無料。
大人が同伴していれば、子供は何人でも無料、なんだとか。

う~ん、私が考えたのより、遥かに太っ腹~。

カミカミ大王さまとか私とかがそうであるように。・・・。
「映画好き」はそういう資質を持った大人に育てられることがとっても多いと思う。
自然と、「映画館で映画を観る」習慣が身についていくから。

だから、この映画のように、小学生以下の料金を無料にして・・・。、
子供たちに、子供の頃から映画館で映画を観る体験を積ませてあげることは・・・。
将来、映画館で映画を観る習慣を持つお客様を、育てることにゼッタイにつながる。
ものすごく、いい試みだと思う。

私自身も、映画好きの親に連れられ、小学1年から映画館で観始めた。
もしかしたら、幼稚園くらいで東映まんがまつり、みたいなのも観てるかもしれないけれど。
「あのシーン、どうやって撮ってるん?」と父親に疑問をぶつけ・・・。
生まれて初めて、映画のパンフレットを買ってもらったのは、小学1年の冬。
そのパンフレットに撮影こぼれ話が出ていて、ワクワクしながら読んだっけ。

今、子供の観れる映画って、戦隊ものかアニメ、がほとんどだけど・・・。
こういう、実写モノでいい映画、どんどん観る機会を作ってあげてほしいなぁ・・・。