東京農大「食と農」の博物館において,4月25日(木)から新しい企画展が始まります。

タイトルは『農芸化学の始まりから未来まで -化学とバイオで「食」を創り,「生きる」を支える-』です。

 

農芸化学とは,私たちの生活に密接に関わる農業・食料・医療・環境といった分野における様々な課題を生物学的・化学的アプローチによって解決することを目指した学問です。
150年前,学際的で新しい学問分野として誕生した農芸化学は,今も農学の他分野のみならず,理学・医学とも連携する学際的な分野として発展を続けています。

東京農大の農芸化学科は,農芸化学の父・鈴木梅太郎博士の流れを汲んだ長い歴史を持ちながら,常に新しい手法を取り入れながら発展し続けてきました。現代においては,生命現象の基礎的な理解から,それを人類の福祉や社会発展に応用することを目指して教育・研究を行っています。

展示は,農芸化学の歴史と今後のあり方を,2つのセクションでわかりやすくご紹介します。化学を共通言語として私たちの「生きる」を支え続けている農芸化学の豊かな世界を楽しんでください!

 

GW中(4月27日~5月6日)も開館しています。