昨年末の12月22日にJ-GREENで行われた高円宮杯U-15
JSC CHIBA U-15 対 徳島ヴォルティスU-15の試合を観戦(応援?)した。
JSC CHIBAは個を磨く育成を目的としたチームで
特にドリブルに関しては全国的に有名である。
ボールタッチ、キープ力、ボディーバランス、ディフェンス力、状況判断、人格形成に至るまでの指導をドリブルというツールを使って育て上げて行く、独特のメソッドを持っている。
それまで関東のジュニアチームは中盤で摘んでいくというイメージが強かったがCHIBAのサッカーは全く違っていた。
5年生の秋の遠征でもまだ団子サッカーをしている。
自陣から1人で団子を突破してきてペナルティーエリア付近で加速しだす。
ここまで来たら相手も止められずゴールされる。
戦術も何もあったものではない。
まさに個のみ。
まさに個のみ。
その個達が翌年の夏には全国大会に手が届くまでに成長する。
おこがましいがこのスタイルが良い事は直感でわかった。
そして中学年代でもこのスタイルを続けるべきだと徐々に思い始めたが、
指導者としての実績、経験ともに乏しい私にとって、イメージは出来てもそれが確固たるものになる筈がない。
指導者としての実績、経験ともに乏しい私にとって、イメージは出来てもそれが確固たるものになる筈がない。
だが今回はそれをJSC CHIBA U-15の個達が見事に証明してくれた。
相手の徳島もJリーグ下部組織。
素晴らしいチームで『さすが全国大会』と思った。
素晴らしいチームで『さすが全国大会』と思った。
だがボールを持つ力、自信、イメージ、スピード、全てにおいてCHIBAが圧倒する。
一人がする仕事量が違うので3人ほどCHIBAの方が多いのでは?と感じるほどだった。
『3年間でこう育つんだ』と少し震えた。
全国にはこのスタイルに共感し拘るチーム、指導者がたくさんいる。
次元は各々違えど今回は皆が勇気と自信を貰ったのではないだろうか。
そういった意味でJSC CHIBA U-15の快進撃は非常に意味深いものだったと思う。
同じ志の基、昨年立ち上がったJSC SAKAI U-15も大阪に新たな風を送り込んでくれるだろう。
野田FCも負けずに全員上手くする。
今より上手くなった方が絶対に楽しいから。
タイムリーではないが年末から今日まで頭にずっとCHIBAのゲームが
残っていたので書きました。
タイムリーではないが年末から今日まで頭にずっとCHIBAのゲームが
残っていたので書きました。
杉本