先日の針修理に調子に乗って、今度はカンチレバーが横に90°に折れ曲がって
残っている針折れジャンクDL-103を入手した!こちらもコイル類は大丈夫みたい
だけどさすがにこの状態だからか入札はあまりなく終了。
こんな個体…酷い折れ曲がり方…(^_^;)
何をどうしたらこんな状態になったのか…はさておき、今回はせっかくカンチレバーから先までしっかり残っているのでコレを活用して直したい。。。
とは言えそのまま曲げ戻したら多分2個に分割してしまう…けど、しょうがない。
分割して再接着することにした。せっかくの中空パイプカンチレバーだし今回は芯線は使わずに接着剤だけで固定する作戦にした。ガイドとなる芯材が無いので接着すること自体大変難易度が高くなってしまった。
苦労しつつなんとか接着。こんなもんか。今回も強度が心配なので少しだけ接着剤を盛った。再生中に針が再び折れてしまうことは避けたいので…。とはいえ、この細さのカンチレバーともなるとフリーハンド接着は難しい…
前回修理した左のものと比較すると一目瞭然! ここまで太さが違うのだと気づいた…
まぁ、厳密に見ればスタイラスの傾きも少し出てしまったみたいだけどフリーハンドで作業してここまで追い込めたからこれで良しとしよう。接着剤が硬化するまでそっとしておく…
数時間後、早速レコードをかけてみた。
良い音!普通にDL-103のオリジナルの音とほとんど変わらない…というか一緒の様に聞こえる!! 厳密に測定したら特性はめちゃくちゃかもしれないが、それでも聞いている分には特に不満は出てこない。
これはこのままメインにしてもいいかも…ってな感じの音。
新品購入すると5万円くらいしているので、めっちゃお得感!
もっとも、接着剤だけで固定されたカンチレバーにかけた2.5gの針圧…
いつまでこの強度が続いてくれるかにかかってるのだけれどね…(^_^;)