ここ最近はオーディオ機器の入れ替えなどはほぼ無く、落ち着いて音楽だけを聴いている。と言っても1日に1時間程度、せいぜいアルバム1枚聴く程度だけど、それでも以前の忙しい時期と比較したら多少は音楽を聴く時間が持てている。

 

そんな中、レコードだけはせっせと(聴ける聴けないにかかわらず)集めてきていた。今日はそんな積みレコードの中からなかなか良い内容のレコード2枚聴いていた。

 

ひとつめはコレ。旧ソ連時代のメロディアから発売されていた、リナ・レルチュクというピアニストの名演集。。。あまり見かけないというか、そもそも現在の状況下ではソ連盤の中古盤はなかなか手に入らない。昨年の富山市の中古レコード市でたまたま紛れていたのを見つけてサルべージしていたもの…。

 

なぜこれを選んだかというと、収録曲の中に自分の好きな「ひばり(グリンカ=バラキレフ)」のピアノ独奏曲が入っていた…というだけ。ロシア民謡のような、少し憂いを含んだメロディーが美しい曲なんです…。

 

グレーティングはEX+という事だったけど、確かに見た目は美盤だけどね…そこはロシアのメロディア盤…というべきか、プレス品質に若干ムラがあるらしくチリプチが結構目立つ盤だった…。

 

でも、ノイズを除けば音そのものは素晴らしく、録音が難しいピアノの音がかなり良く録れている!録音技師はいい仕事をしています。演奏も大変良く、これは名盤なのでは?

 

もう1枚は最近国内で発売されたレコードで…

 

TBMというと、1970年代の日本のJAZZレーベルの金字塔的な印象があるけれど、なんと1970年代の様々なTBMのアルバムから曲を抜粋したコンピレーション作品!今の時代にこんなものが新譜として出るなんて…。

 

収録はもちろん当時のマスターテープから。自分の好きな鈴木勲をはじめ、当時の珠玉のナンバーばかりで2枚組なので聴きごたえはある。カッティングレベルは意外と低い感じがしつつも音質・盤質はピカイチ!

 

このアルバムは良いですよ…!