断線していたAudioTechnicaのAT33Eカートリッジを修理していました。

 

1981年に発売され、すでに40年以上も経っているMCカートリッジです。

もちろん久しく絶版ですが、現在も同じ筐体デザインのカートリッジが後継機として存続しているはず…

 

スペックです。

 

-仕様-

発電方式:MC型
出力:0.4mV(1kHz,5cm/sec)
針圧:1.2~1.8g(最適1.5g)
再生周波数帯域:15~50,000Hz
内部インピーダンス:17Ω
針先:0.2×0.7mil楕円
自重:6.8g

 

 

断線個所は、コイルから引き出して端子につながる線でした。

なんかと苦労しつつも修理完了。

 

スタイラスも、製造後40年を経過している割にはまだまだ大丈夫そうです…

 

早速レコードを聴いてチェック。問題なくいい音が出ています!!

ベリリウムカンチレバーも現在ではその毒性から作ることができない素材と

なってしまいましたね。

 

1980年代のカートリッジは名機が多いですね。

またジャンクを漁って修理しようかなぁ…。