2018年9月に夫が倒れて植物状態になったあと、乗り手のいない車を処分し、電動アシスト付き自転車を購入。石油ファンヒーターを処分して、ガスファンヒーターを買いました。車で灯油を買いに行き、3階まで運んでくれる人がいなくなったからです。

 

 

本のなかでわたしは、

 

 

こうやって夫の果たしていた「機能」を代替するものを見つけ、着々と身の回りを整えていった。

 

 

と書いています。これらのことを、おそらく10月中には終えていたはずです。

 

 

 

「それにしても私は何をそんなに力んでいたのだろう」と本のなかでも自問していますが、その後すぐに

 

 

不便、不快、不自由は、私を追い詰め、不幸にする。

長年、自分という人間を観察して導いた結論だ。

夫のことで頭がいっぱいだからほかのことはどうでもいいという状態だけは避けたかった。

それは、共倒れへの最短距離、地獄への道だ。

少しでも油断すれば自暴自棄に陥り、自堕落になると知っているだけに生活のリズムは何があっても崩してはならないと思った

 

 

と書いていて、ああ、これだと思いました。

わたしに人生哲学があるとすれば、これだ。これに尽きる。

 

 

不便、不快、不自由は、私を追い詰め、不幸にする。

 

 

ここに「不安」を加えて 不便、不快、不安、不自由は~としてもいいかもしれません。

 

 

実は、来週月曜に業者さんにエアコン掃除をしてもらうんですが、その後、もう一つ、専門家にお願いしようと考えていることがあるんです。それは、「家具の固定」。

 

 

特に背の高い本棚と食器棚。本棚はそれなりに固定していますが、ちょっと心もとない。食器棚は、大阪北部地震でもかなり食器が飛び出して割れたのにまだ固定していません。面倒なのと、うまくできる方法がいまいち見つかっていないから先延ばしになっているのです。

 

 

でもそんないい方法、見つかるのか?

しかも自分で上手にできるのか?

 

 

・・・

 

 

よし。このままではやらないし、やったとしても中途半端。ちゃんと「不安」を取り除こう。大阪北部地震のときは、夫が割れた茶碗を片付けてくれたけど、今回は、そうはいかないんだから。一人のときのダメージは、さらに大きい。家の混乱は、可能な限り避けたい。

 

 

業者さんに固定してもらおう、という結論に達しました。

 

 

「そうすると、この食器棚を買い替えたときに困らない?」という、よくある「別の問い」が浮かんできますが、すぐに買い替えるつもりなんてないんです。あっても数年後でしょう。もしかしたら買わないかもしれない。むしろ、このまんまずーっと使う可能性のほうが高い。

 

 

この「ここで〇〇をやったら、〇〇のときに困るんじゃない?」という別の疑問、自分の頭に浮かんでくるわりには、ほとんどの場合役立たずです。耳を貸す必要ないことが多い。単なる「変化を恐れるもう一人の自分が何か言ってみてる」だけのこと。

 

 

不便、不快、不安、不自由は、私を追い詰め、不幸にする。

一つずつつぶして、解決して、自分を幸せにしよう。

 

 

今週は、ベランダの古土を処分したり、消毒したりして明日には、通販で買った苗を植えます。今日は、映画「悪は存在しない」と見に行き、心震えました。

 

 

仕事もしてますよ。なかなかによい感じの一週間です。家具の固定、ちゃんとできたら、どんな感じで工事してもらったか書きますねー。

 

 

 

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■sakae0325さん

ラジオ体操、いいですよー!先月だったかな、「婦人公論」ではラジオ体操第二が推奨されていました。