2月末からしばらく娘が海外へ行くので、スーとふたりです。

 

 

あああ。毎日、朝夕計2時間の散歩だー。づかれるー。

 

 

亡夫が倒れてからの2年は、ずっと一人だったので慣れていると言えば慣れているのですが、今みたいに、週に何回かでも代わってもらえるのと、ずーっと一人は別。

 

 

散歩に加えて仕事も入ると、

 

・とにかく歩きすぎて疲れる

・早朝の仕事だと真っ暗なうちから散歩で疲れる

・早く帰らなければ…と犬のことをずっと気にしていて疲れる

 

つまりわたしの暮らしにおける、それでなくても高い比重を占める「犬」が、さらに高い比重を占めるようになってしまうのです。

 

 

犬に時間だけでなく、心も束縛されるんですね。

 

 

 

 

犬はやっぱり複数人で飼ったほうがベター。そのほうが「可愛いねえ」と可愛い瞬間を見つけてはニコニコと確認しあえるし、犬のとの関係も煮詰まりません。

 

 

一人で世話をするのは、いろいろ大変。「散歩せず、一日中、家でゴロゴロ」なんて不可能だし、何かあったときのリスク管理がとにかく不安。

 

 

「好きで飼ったんだろ」と言われると「はい!そうです!おっしゃるとおり!」と答えますが、SNSなんかを見ていると犬に限ったことでなく、障害のあるお子さんを育てている人などにも「好きで産んだんだろ」という言葉がしばしばぶつけられているので、

 

 

この「好きで~だろ」は、あらゆる「弱音」がそのなかに秘める可能性…悩みを他者に伝えて共有することや、問題の解決を探ることなど…を阻む残酷極まりない非生産的な言葉だと思います。

 

 

愛情と弱音は別なの。愛があっても弱音は吐く。愛があっても疲れはたまるの。

 

 

今日の「どうする?Over40」には、ふぇんふぇんさんの「もしものための老犬ホーム探し」という記事が掲載されていました。17歳になるミニチュアダックスの愛犬・バトーくんの今後のために、信頼できる老犬ホームを探し、一時預かりを体験させるというもの。飼い主のふぇんふぇんさんたちに何かあったときの預け先の確保ですね。とても参考になりました。

 

 

 

 

わたしも、スーの老後とその介護については心配しています。

 

 

いまは、まだ6歳だけど、8年後の14歳のときには、わたしは、70歳。もし、わたしが体調を崩したら?そうでなくても18キロの犬を抱えて、マンションの階段をえっちらおっちら降り(エレベーターなし)、散歩や病院に連れていく。で、できるかな。スーは保護犬で、ここまで大きくなると思っていなかったのと、亡夫と二人で面倒を見るつもりだったのと…ああ、人生予期せぬことばかり!

 

 

幸い、スーがお世話になっているホテルは、老犬ホームなので、今日のふぇんふぇんさんの記事を読んで「そうだ、介護に疲れたら、ショートステイでも利用させてもらおう」と思いました。

 

 

ひとりで抱え込まずに、上手に助けを借りよう。施設も使おう、みたいな。

 

 

人間の場合と同じように。

 

 

なんでも、「一人で全部」は息詰まるし、行き詰まる。

 

 

スーの介護はまだ先だけど、散歩で会う飼い主仲間の人たちとも「介護」や「災害時の避難」について、もっといろいろ話そう。「あ。わたし、こうする」とか聞けるかもしれないですもんね。

 

 

とはいえ、不安はある。自分のケガとか病気とか。あ゛あ゛ーー。くれぐれも気をつけよう。

 

 

今日は徹頭徹尾、犬の話ですみません。

 

 

スーが本当に大事なので、そのぶん、重い責任も感じるのです。

 

 

みなさんも「一人で抱えていること」が、たとえ「好きで選んだ」ことや「好きで続けている」こと、「手放したくないこと」でも、楽になる権利はある。だれに遠慮することなく、その方法を見つけてください。わたしも、そうします。

 

 

 

  できれば、こちらもどうぞ。

 

★ウェブマガジン「どうする?Over40」にも毎週月曜日に書いています→気づけば、「口の運動不足」がすごい。人知れず、ひとり。

 

★コメントありがとうございます。オフィシャルブログの仕様で、わたしから直接おコメント欄に返事が書けません。こちらのフォームからメールをくださるか、ツイッターで話しかけてください。(ツイッターの返信が一番早いです)

 

★一昨年まで更新していたブログはこちらです→どうする?年齢とおしゃれ。それらすべての生き方

 

★雑談するだけのポッドキャスト番組「That’s Dance」もやっています。

 

 

  コメント、ありがとうございます。

 

■杏子さん

笑ってくださってうれしいです。杏子さんは若いころ、落ち着いた雰囲気だったんですねー。もう、これからは傍目を気にせず、きゃぴきゃぴでいきましょう!笑 わたしも、そうします!

 

■アメちゃんさん

そうなんですよ。私もちょっと心配になって調べたら、死語にジャンル分けされていました。「うだうだする」!秀逸ですねえ。だから、いまだ健在。うだうだには、うだうだにしか表せないうだうだ感がありますもんね。

 

 

■sakae0325

わあ、最高!きゃぴきゃぴにゲラゲラが加わったら、言うことなしですね!私も、昨日は近所のママ友の家でしゃべり倒してきました(笑)口の運動不足を少し解消して、すっきり!