昨年から「痛い、痛い」と嘆き続けてきた五十肩ですが、先々週の金曜日に整形外科で診察してもらって「五十肩です。もう発症から時間が経っているので動かしましょう」と言われ、もらってきた冊子を見ながらストレッチしていたら、着実によくなってきました。


腕を後ろに回すのは痛いけど、肩の重苦しい不快感が軽くなったのが何よりうれしい。


去年のお盆休みにあまりに痛くて総合病院に駆け込んで頚椎症と診断され、「遅くても数ヶ月で治りますよー」と言われ、そのまんまにしてて時間をムダにしたあ。


気になるもんだから、ネット見てあーでもない、こーでもないと思い巡らす時期を過ごして損したあ。


五十肩は、自然治癒すると言われますし、確かにそうなんでしょうが、やっぱ診断大事。ずっと控えていた犬の散歩後のストレッチも特に肩を守ることなく、ちょい痛程度なら普通にやるようになりました。


しかし、こんなことで安心しているわけにはいきません。


「80代元気ばあちゃんの日常」というYouTube、ご存知でしょうか。


九州の方だと思うのですが、家はピカピカ・オブ・ビカビカ。話し方は上品。かつて町田貞子さんという家事の達人がいましたが、その系譜につながる「丁寧で機能的な日常運営」の達人です。


その方が1日のルーティン動画の中で「私は靴下を立ったまま履けるようにしたいので」と言いつつ、実際に、片足をひょいと高く掲げ、ホイサッサとなんの苦もなくソックスを履くのです。


足の方を高く掲げて、ですよ。よろつくこともなく。


なるほど、と思い、この方とは20歳差。高齢者の入り口に立ったばかりの若造である私も、朝の散歩前にやってみました。


できました。足を高く上げるのでなく、腰をかがめて手で迎えに行くというカタチで。


わたしのカラダ、硬!元気ばあちゃんの体、柔らか!


動画の中で「これは、体幹がしっかりしてないとできないと思うんですよねー」とおっしゃってました。柔らかさと体幹のしなやかな強さが大事なんですね。


テニスボールを2つ同時に投げて、同時にキャッチするのも20回落とさずできるまで何度もやるんだとか。ゲーム感覚で楽しんでおられるそうです。


暮らしにも工夫があるが、運動にも工夫がある。


亡夫は倒れてから、驚くほどのスピードで(手術直後から)拘縮(寝たきりや長い間身体を動かさないでいたために筋肉や皮膚など関節周囲の軟部組織が伸縮性を失って固くなり、関節の動きが悪くなる)が進んでいきました。しかし、病気でなくても


加齢は、緩慢な「拘縮の過程」。どんどん固まる。どんどん関節の動きが悪くなる。


元気ばあちゃんを見習って靴下をヒョイと履けるカラダを作りたし。





  よければ、こちらもどうぞ。


★ウェブマガジン「どうする?Over40」にも毎週月曜日に書いています→間に合ったのか、夫に謝り損ねたのか。ビミョーな私の精神的自立。


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  コメントありがとうございます。


■くろくんさん

お気持ち、わかりすぎるほどわかります。


わたしも始終、行き交う人を見てはジャッジしてますが、もしかしたら観察する、ジャッジする、自分を見る、おちこむ、なんとかしたいとあがく…の繰り返しで少しはマシになるのではないか。すでに素敵な年上女性も試行錯誤を諦めずにくりかえしているのではないかとも思うのです。

結論。わたしたちには可能性がある(笑)!

 

■sakae0325

ねえー。家事に身だしなみにと人間ってどうして、こんなにも複雑に手がかかるのでしょう!

コメントのお返事、こうやって書けばいいのだと今頃思いつきました(笑)!いつもほんとにありがとうございます!