一昨日、仕事の帰り道、すごく寒くてなんとなくしょんぼり歩いてきました。



一つの原因は、取材の現場でいつものことながら自分がダントツに年上で「あー、すんごい時間が経ったんだなあ。私、ほんとに年をとったんだなあ」と実感したこと。



誰に言われたわけでもないのに「すんごい年配の人来たな」と思われているだろうと絶え間なく推測して、なんの証拠もないのにうっすらと肩身が狭いような気がしていたこと。



なんというか、あれよあれよと押し出される感じ。どこかに。どこかこの世界の外側に。



さらに五十肩が治らず肩が痛い上に、コートが重いこと。


寒空の中、やっとのことで帰ったらスーの散歩に行かなくてはいけないこと。



それらがすべてあいまって「しょんぼり」になり、その感覚的かつ気分的な「しょんぼり」がジワジワと寒さとともに押しかかってきて、なんかもう少し深刻な気配のある「自信喪失」状態になっていくのです。


 

2日後の今、思うのは、結局疲れていたんだということ。いまも、まだ疲れていますが、いろんなことの原因は思っている以上に「疲れ」であることが多い。



疲れたまま買い物に行くと、そもそも決めることが疲れてできないから、長時間ウロウロすることになってさらに疲れるし。そんな悪循環が買い物以外にもあって、不効率によってさらに自信を失ってしまう。



まず、休め。



「いやあ、毎日たいしたことしてないからー」と思いがちだけど、疲れはたまってるものだなあ。



仕事先で感じる「年とともに外側に押し出される感覚」への対処法もなにか思いつきそうなのですが、それも疲れがとれてからゆっくり考えることにしましょう。



あなたも、まず、休め。前向きになるのは、その後でよし。 



  よければ、こちらもどうぞ。


★ウェブマガジン「どうする?Over40」にも毎週月曜日に書いています→「先生」にほめられて、思いのほかうれしかった話。 

 

★コメントありがとうございます。オフィシャルブログの仕様で、わたしから直接お返事が書けません。こちらのフォームからメールをくださるか、ツイッターで話しかけてください。(ツイッターの返信が一番早いです)

 

★一昨年まで更新していたブログはこちらです→どうする?年齢とおしゃれ。それらすべての生き方

 

★雑談するだけのポッドキャスト番組「That’s Dance」もやっています。