新年2度めの更新なので、少し威勢のいいことを書こうと思っていたら、低音障害型感音難聴を再発し、ちょっとショボンとしてしまいました。

 

 

年明け早々、トイレの水が止まらなくなったり、こんな感じで耳の不調があったりと順風満帆とは言い難い低迷スタートですが、速やかに手を打ったのは偉かった。自分をほめよう。

 

 

トイレは、4日に間欠的に流れてピタッと止まらないことに気づき、速攻連絡して、6日午前に修理してもらって復旧しました(「暮らしのマーケット」で出会った業者さんです。部品を探すために遠方のホームセンター2カ所を探してくださり、丁寧かつ迅速に修理してくださいました。感謝!)。

 

 

耳のほうも年始早々に不調に気づき、6日午後に病院に行って「外耳炎かも…」と言われていったんは帰ったものの、どうも過去の症状に似ていることが気になって、昨日再度病院に行き、「耳がモワーンとする」「水のなかにいるみたいな音の状態」と説明して聴力検査をしてもらったら案の定、低音性の難聴が再発していました。やっぱりな。それも、以前より悪くなってた。

 

 

いまのところ、耳の状態はまだよくなっていませんが、常に気にしてモヤモヤとし、少しでも安心したくてネットで検索しまくり、「自然治癒する」という解説を読めば、「まあ、いいか。このままにしておこう。薬だって副作用があるかもしれないし…」と無理やり納得し、しかし、やっぱり不安からは逃れられず病院に行こうか、でも面倒くさいな。検査、いやだな…。今日一日様子見て明日にしようか…なんてグズグズした状態から脱したことが一番の収穫!

 

 

敵が見えていれば、じっくり待つこともできます。

 

 

家も、カラダもすばやい診断。すばやい修繕。すばやい復旧。

 

 

実は昨年、北海道に一人旅したときに「先に決める」って大事だと思ったんです。

 

 

環境が整ったらやろう、状態が落ち着いたらやろう…というんじゃなくて、「先に決める」。旅行も先に決めて腰が重いなか、いろいろ予約して、ああーいやだなあって思いながら行ってみたら、めちゃめちゃ楽しかった。

 

 

ああ、この楽しさは、あのとき「先に決めた」から得られたんだ、と思いました。行くと決める。

 

 

先に決める。

 

 

もし、いま、決められなかったとしても「いまは、決めないと決める」。

 

 

「決めないと決める」と「決めないまま」は違うんですよね。「いまは、決めないと決めた」ときから、「本当はこうしたいんだけど無理よねえ」という無限になりがちな先延ばしから逃れられて、いまできることに集中できる。そして、また次のとき、「決めるのか、決めないのか」と自分に問う。

 

 

この「決めるのか決めないのか」と定期的に自問する習慣を続けていると、「あ。もう、それはいい。その決断は必要ない。やらなくていい」ときっぱりと言えるときが来るかもしれません。

 

 

やりたかったけど、できなかった。という不全感から逃れられる。(それでも人生に不全感はつきものだけどね。重症化は避けられる)

 

 

…なんてトイレの故障や、ちょっとした難聴から大きく話題を広げてしまいましたが、「病院に行く」という些細な迷いさえ幾日も抱えたままより、行くと決めて行動したほうが楽しい。

 

 

楽しさの源には、大小の「決める」があると思います。

 

 

みなさんも、カラダ大事に。疲れる前に休む。疲れてなくても休む。

 

 

休むと決めよう。

 

 

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