いやあ、クリスマスからこっち、バタバタしていたら年が明けてしまいました。年内にもう一度ぐらい更新しようと思っていたのに、いけませんねえ。

 

 

改めまして、あけましておめでとうございます。お正月、いかがお過ごしでしたか。

 

 

なんというか、年とともにいろんな思いが混じりませんか!?お正月って!

 

 

4日に京都の八坂神社に初詣に行きました。わたしと、長崎から来ていた姉と、娘と、娘の彼氏と4人で。お参りする前に四条通にある中華料理店、日本最古のエレベーターのあるヴォ―リス建築「東華菜館」で食事をしました。

 

 

父母が健在だったころ、わたしたち家族が長崎に帰省すると江山楼や宝来軒の個室でごちそうしてもらいました。そのときの光景が重なる!

 

 

しかし、今、わたしは「娘」ではなく「親」の立場!

 

 

なるほど、親ってものは、「好きなもの注文して」「飲み物は?」「デザートは?」と気前よく振る舞いたいものなんだなあ。これが後々、自分の首を絞めると知りながら見栄を張ってしまう。

 

 

しかし、その気前の良さの底の底で少しばかり、しかし、はっきりと「お金」を気にしている。「今後、いつまで奢れるだろうか」という先々のことまで気にしている。その小心な自分とこっそり対話しながらニコニコしているのです。

 

 

父も母もそうだったのだろうか。わたしより余裕があったとはいえ、きっと少しは気にしていたんだろうな。奢るって、そういうことなんだもんな。

 

 

そして、かつてはわたしも「そっち側」に身を置いていた「娘やその彼氏」という若者側の気持ちも何となくわかってしまうのです。

 

 

お金のことは気にしていない。親の財布の中身って、よくわからないものだからね。奢るっていうんだから、それなりに余裕はあるんだろうと思っている。

 

 

しかし、楽しくはあるが、完璧に楽しいかというと、うん。確かに楽しいけど、どこかで「親孝行」の意識がほのかに立ち上がってくる時期でもある。母親(わたし)の老いもちらほらと見えてくるし、その姉(わたしに12歳上)の老いもしっかりと見えてるだろう。そうなんだよねえ。そういうものなんだ。

 

 

「高齢者とのおつきあい」の面がじわじわと出てくる。彼らもその入口に立っているのでしょう。そして、いつか、常に「介護」の二文字がちらつくようになる。

 

 

そして、姉もまた、「父母や妹のわたし」とともにテーブルを囲んだ長崎の中華料理とどこかで重ね合わせ、自分の立場の変化も感じているに違いありません。いつも、かすかな疎外感を感じているのではないだろうか。

 

 

ああああああ!

 

 

こうやって、それぞれが立場を少しずつ変えていき、決してかつての立場には戻れない。人生というものの不可逆性!戻れるのは、思い出のなかだけ。

 

 

お正月は、身内ゆえの「楽しさ」と「重たさ」が少しずつ比重を変えて立ち現れるものですねえ。なんともまあ、味わい深い。

 

 

人生のままならなさに思いを馳せ、それを原動力に変えて今年も生きる。

 

 

スーと散歩に出ると朝の空は少しずつ、確かに春に向かっています。一つひとつのことを心に刻むように受け取って、腐らず、投げやりにならず、感謝を忘れず、日々を繰り返していきたいと思います。

 

 

今年もどうぞ、よろしくお願いします。

 

 

 

東華菜館にて。ウィッグ、つけてますw

 

ウィッグは、まあまあ、いい感じです。
姉は「後顧の憂いなし!」(後頭部がフサフサということ)

と褒めてくれました。サンキュー!姉ちゃん!

 

 

 

ウィッグこれね

 

 

 

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