中小企業の生産性向上法 Vol.2

 

生産性の定義

生産性とは何か?

生産性とは、投入したものに対して、算出した者の割合。

 

画像
 

どれだけ投入して、どれだけ産出したか。
経営者に必要なのは、さらに
労働生産性でしょう。

 

画像
 

何人で、どれだけの付加価値額を生み出したか?
この式が最近重要になってきたのは
労働生産性が日本は、各国と比べ低く、
このせいで、日本はどんどん貧しい国になってきたからと
政府も、国民も思うようになってきたからなのだ。

労働生産性は、1人当たり。
この1人当たりの付加価値額は、国全体では
おおよその額として、1人当たりGDPがそれに当たる。

GDPは、付加価値額の合計ですから
日本全体の付加価値額が国民全体で割ると
日本の労働生産性になる。

画像
https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/report2023.pdf

日本は30年の停滞とされていたときに下がり始めた。

さらに、もう少し
厳密な労働生産性は、GDPを人口ではなく就業者数で割ったもの。
そうなると日本の順位はもう少し下がってしまう。

画像
https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/report2023.pdf

 

画像
https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/report2023.pdf

なぜ、これほどまで、日本は、各国と比較し
労働生産性が低いのでしょうか?

ここの数値が上がらないと、給与も上げることができないし
給与が上がらないと、消費が生まれないので
景気も良くならない。

海外に行ったことがある人は
どう考えても
同じマクドナルドで働いているスタッフが
ドイツ、アメリカで接客を受けても
圧倒的に日本人の方が能力が高く
素早く、間違えなく対応する。

これは、日本より生産性の高い国どこに行っても
接客を受けると感じる。

ホテルでも、
日本人は同時に素早く間違いなく対応する。
しかし、アメリカやドイツでは
時間がかかる。
アメリカのホテルではチェックインに20分30分かかることはざらだ。

自動車産業でも
日本人の労働者の方が
圧倒的に作業が早くスムーズ。

しかし、
労働生産性が低い。
これはなぜか?

実は、ここに、これから経営者が
考え、やらねばならないことがあるのだ。

続く、、