中小企業の生産性向上法 Vol.2
生産性の定義
生産性とは何か?
生産性とは、投入したものに対して、算出した者の割合。
![画像](https://assets.st-note.com/img/1720428040396-IiW6n1lKpp.png?width=800)
どれだけ投入して、どれだけ産出したか。
経営者に必要なのは、さらに
労働生産性でしょう。
![画像](https://assets.st-note.com/img/1720428294636-BEF3qtByxq.png?width=800)
何人で、どれだけの付加価値額を生み出したか?
この式が最近重要になってきたのは
労働生産性が日本は、各国と比べ低く、
このせいで、日本はどんどん貧しい国になってきたからと
政府も、国民も思うようになってきたからなのだ。
労働生産性は、1人当たり。
この1人当たりの付加価値額は、国全体では
おおよその額として、1人当たりGDPがそれに当たる。
GDPは、付加価値額の合計ですから
日本全体の付加価値額が国民全体で割ると
日本の労働生産性になる。
![画像](https://assets.st-note.com/img/1720428628079-p3p4Vf45Qh.png?width=800)
日本は30年の停滞とされていたときに下がり始めた。
さらに、もう少し
厳密な労働生産性は、GDPを人口ではなく就業者数で割ったもの。
そうなると日本の順位はもう少し下がってしまう。
![画像](https://assets.st-note.com/img/1720428717207-BvpXknPAq7.png?width=800)
![画像](https://assets.st-note.com/img/1720429280480-BMWk1KBCxB.png?width=800)
なぜ、これほどまで、日本は、各国と比較し
労働生産性が低いのでしょうか?
ここの数値が上がらないと、給与も上げることができないし
給与が上がらないと、消費が生まれないので
景気も良くならない。
海外に行ったことがある人は
どう考えても
同じマクドナルドで働いているスタッフが
ドイツ、アメリカで接客を受けても
圧倒的に日本人の方が能力が高く
素早く、間違えなく対応する。
これは、日本より生産性の高い国どこに行っても
接客を受けると感じる。
ホテルでも、
日本人は同時に素早く間違いなく対応する。
しかし、アメリカやドイツでは
時間がかかる。
アメリカのホテルではチェックインに20分30分かかることはざらだ。
自動車産業でも
日本人の労働者の方が
圧倒的に作業が早くスムーズ。
しかし、
労働生産性が低い。
これはなぜか?
実は、ここに、これから経営者が
考え、やらねばならないことがあるのだ。
続く、、