ニュートラルでいる | 親子きずなサロン〜月とアロマと〜

親子きずなサロン〜月とアロマと〜

岩手県盛岡市の山のふもと、薬草繁る小さなアロマサロン。
女性と家族のためのアロマとハーブ・タッチケア。

こんにちは。

 

親子きずなサロン〜月とアロマと〜の野田 綾です。

 

寒い日が続いていますが、

いかがお過ごしでいらっしゃいますか。

 

 

今年になり、

久しぶりに大河ドラマを観はじめました。

 

 

理由は・・・

 

主演が好きな俳優さんだったからです。

 

 

 

鈴木亮平さん。

 

 

 

 

 

連続テレビ小説『花子とアン』で、

村岡英治さんとして出演されたとき、

脚本家の方から

「普段のままで、素で演じてください」

言われたとかのエピソードを

どこかで読み、

「すごい!これが

普段の亮平さんなんだ・・・

しっかり心に刻まれたのでした晴れ

 

 

 

調べてみると、

 

『変態仮面』のような「変態?」や

金髪のラッパーの役柄から、

『花子とアン』のような穏やかな大人の男性まで

見事に演じ分けられる

許容範囲の広さにも

どこか安心感をおぼえました。

 

 

 

ある質問コーナー

「演じている時、どんなことを考えているか」

というような質問への答えで、

 

 

「優しい人の中の残酷さ、

 悪人の中の善良さ、そういうものを

 意識して演じている」

 

 

というような亮平さんの言葉を

ご本人のブログで目にした時に、

 

 

 

あ、この人、好き。友達になれる(なりたい)。

 

 

と勝手に一方的に感じたのでした。

 

(お会いしたこともないただの1ファンです*笑)

 

 

 

 

 

なぜなら、そういう人間の捉え方が

自分と一緒だったから

 

 

 

「人間は限りなくグレー。

 白の人も、黒の人もいない」

 

修道院が経営していた学校での授業、

聖職者から言われた言葉は

ある意味、自分の人間観にも

大きな影響を及ぼしました。

 

 

 

いいだけの人も悪いだけの人もこの世にはいない。

 

(そもそも、自分の尺度で他人の人間性を評価するなんて

 傲慢そのもの)

 

 

 

もともと、グレーだと思うと、

 

 

善良そうな人が卑怯なことをしても、

強そうな人が、弱さを露呈しても、

 

 

そんなに驚きません。

 

 

テレビのワイドショーで

大騒ぎになっているようなことも、

 

 

人間だから、

自分もそういうところ、

あるかもしれない・・・

 

 

今は、周囲に助けられて、

なんとか暮らせているけれども・・・

 

 

とどこかで思うわけです。

 

 

 

 

あ、だから鈴木亮平さんのブログのタイトルが

「ニュートラル」

なんだ、

 

と、ストン、と腑に落ちました。

 

 

 

 

セラピストである、ということも、

 

そういうことかもしれない・・・と感じました。

 

 

 

同じ人間の中の、

光も闇も大切にしていくこと。

 

 

家族の帰宅時間に合わせて、冬のサロンの夜を照らす光

 

 

ふと

 

遠藤周作さんの小説『スキャンダル』

 

を思い出しました。

 

(個人的に周作さんの作品で

 一番大切で好きなのは『女の一生』

(特に2部 サチ子の場合)ですが、

 『スキャンダル』は、遠藤周作さんの

 色んな意味の凄さ、真摯さを感じる作品です)