グランプリファイナル 男子シングルが終わりました。

こんなに緊張し疲れる試合を、久しぶりに観た気がします。滝汗

 

「オリンピックには魔物がいる」なんて話はよく聞きますが

何者かが潜んでいるような・・・

そんな緊張感が漂っていた様に、私は感じました。

 

 

SPで思わぬミスで出遅れてしまったアダムが1番滑走。

前半、4Lzと3Aを耐えた抜いた事で後半の演技に繋がりました。

とても素晴らしい演技で、SP、FSと揃えてきたら本当に怖い選手だなと

改めて思わされました。

 

エイモズ・・・

もう彼にとっては悪夢としか言いようのない演技になってしまいました。

それでも、最後の思いを込めたコレオは素晴らしかったと思います。

 

佳生くん、とにかく頑張りました!!!

最初、彼の真っ青な顔色を見た時

「えっ! どう見たって大丈夫じゃないでしょ! ほんとに滑るん?!」と心配しかありませんでした。

演技中もハラハラしながら見守るしか出来ませんでしたが

最後の最後まで滑り切った、クワドも入れて来た彼の姿は

ヨロヨロでしたが立派なアスリートでした。

 

ゆまちの登場で、私の緊張感が更にアップ!

何だか嫌な予感がして

「佳生くんがあの体であそこまで頑張ったんだよ! 負けるな(←自分の気持ちに)!」と思うやいなや

4Sパンクっ!ガーン

いやいや、これだけならまだ行ける!!(表彰台に)

ここから先は、もう表現力とか芸術性とかを意識する余裕は、私の頭の中にはありませんでした。

この緊張感は、この先マリニンの演技が終わるまで続くことに・・・。滝汗

鬼門の3Aの時は、より気合を入れて「いっけー!!」

着氷と同時に「立てぇー!!」

ステップやスピンの時も「しっかり!しっかり!!」と声にならない声を出し続けました。

最初のジャンプが大事故に繋がらず、ほっと胸をなでおろしました。

キスクラで結果が表示されたときのパパコーチの安堵した表情が、とても微笑ましく映りました。

 

そして昌磨さん

私の緊張度MAX!!

一つ一つのジャンプを食い入るように見つめる・・・

2本のクワド成功!!

1本目の3A、流れ過ぎてコンビにならず、でも次に・・・

3Aパンク???ゲッソリ そんな! ありえない!ガーン

ここで、素敵なステップを堪能するはずが、私の頭は後半のジャンプしかありませんでした。

(ごめん、しょまさんお願い

4T3T完璧! 次は4T2T?いや単発

そして次のジャンプに、

なんと3A1Eu3F これぞ勝負師宇野昌磨!

コンビジャンプが2本になった事や、スピンの取りこぼし、タイムオーバーなど

ちょこちょことやらかしてますが、「これだったら、現状1位はキープできたかな」と、ほっと胸を撫でおろしました。

 

(後で演技を見直したのですが、ゆまちも昌磨さんの演技もとても素晴らしかっですキラキラキラキラ

 

最後はこの人マリニン登場!

この時も「今日だけは4Aやめといた方がいいよ」と、画面のマリニンに投げかけたのに・・・

ほらぁ~笑い泣き

でも、ここからが凄かった!

もうクワドの素晴らしさは言うに及ばずなのですが

この日の4Loにはたまげました!!

始めて試合に投入して、あれだけ美しく完璧なループを跳ぶなんて!!

もう、この頃は私の緊張もほぐれていました。

ジャンプは素晴らしかったのですが、課題の表現力はちょっとお留守になっていましたかね?

他の演技者が素晴らしかったので、指先までの気遣いが行き届いていない感じを受けました。

でも、驚異的な演技であったことは、間違いありませんキラキラキラキラ

 

 

 

 

 

 

 

日本の3選手始め、本当に素晴らしい演技、試合をみせてくれてありがとうキラキラ!