Dans la rideau craimoisi -4ページ目
人は何かを支持したり、何かに熱狂したり、何かに怒ったり、
そうしないと生きていけない。
自分の支持するもののために、
必死で買い、集め、話し、
認めてもらう。
そんなふうにしか生きていけない。

自分を支持し、自分に熱狂し、自分に怒り、
そうありたい。
それが正しい道へとつながるだろう。

あまりに受動的な快楽にまみれていた。

脳を使わない作業。

脳を使わない娯楽。

脳を使わない平日。

脳を使わない休日。


もっとインテリジェンスのある生活を送る必要がある。

読書、勉強、ピアノ

長らく遠ざかっていた。

映画と美術館鑑賞は熱心に続けていたが、受動的な態度にすぎない。

自身で挑み、覚え、掴み取る、そんな芸術的生活が必要だ。

金を払って楽しむだけの態度では、

どこにでもいる醜悪な野次馬と変わらない。

まずは脳を活発に働かせる準備運動からはじめなくてはならない。


当面の目標

1 カラマーゾフの兄弟読破

2 マラガの譜読み

3 フランス語の勉強


4 カンボジア行きの計画




私は100万円を貯めて会社を辞める。


そして半年かけて東南アジアを旅行する。

タイ、カンボジア、ベトナム、チベット、インド。


80年の人生の中で27歳のたった6ヶ月の間、

日本を離れ旅に費やすことに何を恐れるのか・・。


三越で60歳まで脇目もふらずに働いて、平均を超えることのない給料を貰い続け、

そして埋没する日常の中で卑小な快楽に使い続け・・・

そんな人生になんの意味があるのだろう。


私が恐れた鉛筆を作り続ける人間に今まさになろうとしている。

80年の人生の中で27歳のたった6ヶ月の間すら

自由に生きる勇気さえ持ち合わせていなかったら、

誰のための人生であろう。


今、私はタイムカードを打刻するために生きている。

私が明日打刻しなかったら・・?

会社は小さな傷口を一日で修復し、

翌日から何事も起こらなかったの様に時が過ぎるだろう。

そのために私は80年の人生を捧げる気はない。


そこで私は決めた。

100万円貯めて会社を辞める。


私はタイで、カンボジアで、ベトナムで

女を買うだろう。

殴り合いの喧嘩をするだろう。

過ぎ行く景色をうつろに眺めるだろう。

異国の朝焼けに涙を流すだろう。

誰かのために祈るだろう。



実家滞在中に、

滞在中は弘前高校の授業に出席するよう言われる。

学生服をきて親の車で弘前高校へ向かう。


いや、まて、俺は高校を卒業して大学にはいったんじゃないのか?

考えてみたら、仕事もある。

大学を卒業していなければ、就職しているはずもない。

遠い意識の中で気づく


12:30まで寝ていた。


ユナイテッド・アローズのジーパン売り場に行く。

鼻が乾燥した鼻糞に覆われている。取り除き快感を覚える。


海面すれすれを泳ぐ巨大なクジラに乗る。

すべり落ちると、クジラは私を食べようとする。

必死に抵抗するが絶望的であることを知る。


荒井氏と焼肉を食べに行く。

荒井氏は既に鳥重で食べている。

鳥重は、銀行の一階に入っている。

何故かラーメンなどのメニューもある。

概観は弘前の、青森銀行の支店のイメージ

十三湖のしじみラーメンのイメージ


クラス会で洋子と再会する。

蒼白の面と切れ長の目。

洋子は結婚していると言う。

私と肩を並べて話すうちに、足を絡めてくる。

しまいには、肩を寄せ私に上半身をあずける。

洋子の香水の匂いを思い出す。


荒井氏から、昼食の誘いがあったが金が無いので断る。

平日から仕事もしないで、贅沢三昧の彼に軽く嫉妬を覚える。

しかし、どうしようというのか、どうしようもない。

彼を変えてどうする。自分が変わらなければ、でもどうやって。



午前中、お洒落泥棒を見、髪を切りに行く。

その後、神田か、竹橋、早稲田あたりをブラブラする予定だったが、

激しい偏頭痛に見舞われ、嘔吐。

PCの画面を見すぎたか。しばし休む。


夕方目がさめたがまだ気持ちが悪い。

しばらくぼんやりして、回復してきたので、おbにぎりを食べて

プライドと偏見を見る。


19世紀イギリスへの強い憧憬。

上質なフランネルのスラックスにベルベッドのタイトな上着。

純白のネッカチーフ。

輝くマホガニー、シャンデリア。

私はその食卓につくことが永遠に許されない人間なのか。


私はどこから見ても、ふさわしくないだろう。

ふさわしいと思っているのは自分だけだろう。


初対面の人を虜にする才能が絶望的に不足している。

様々な価値観、特に体育会系の人や上司と親密で楽しい時間を過ごすことは絶望的な私の性格。


最近敬語しかつかっていない。

初対面の人間に媚びへつらう。

卑屈な薄笑いと寝ぼけた発言で一瞬で相手に力関係を奪われてしまう私に

この先、どな未来があろう。


私は永遠に自分という物語の主人公になれないのか。。


「どんな事情、経緯があれ、今この女とSEXしている事実」

という言葉が頭に浮かび、ほどなく達した。


出会いや、誘い、当日の行動といったことは、一切夢のように忘却の彼方に消え

今ペニスが女性の性器に入っているという事実だけが、

今思い出したことのように立ち現れる。それが虚構だということも忘れ。


霧の中を進むような視界。

認識の範囲は前後1秒。外界から、関連付けをせぬまま、

無作為な情報が入ってきては消えていく。

そんな深夜の自慰。




早稲田松竹でパリ・ところどころを見る。

サンドニ、北駅など右岸の汚さと、不平ばかりのフランス女の醜悪さが、

ならでは、という感じ。

ゴダールの即興的芝居が印象に残る。

ロメールはいまいち。


ルドンを見に渋谷に行くが、既に終わっていた。

ハロッズの鞄に心引かれるが、今月は我慢。

ジョゼフでパンツを受け取る。


オダギリジョーのファッションや人柄を知りたいと思い、ツタヤへ。

パビリオンサンショウウオを借りる。

私の心は、まだリカちゃんに支配されているようだ。

彼女の好みの男になりたい。

彼女の好む服装、彼女の好む髪型、彼女の好む話。彼女の好む態度。

男性的魅力。私が就職して一番失ったものかもしれない。

それを取り戻したいという哀しい願い。

会社帰りに渋谷に寄る。

シューバーで銀のアディダスを探すが、売り切れ。

インポートプーマのシルバーに心惹かれるが、手持ちの服との相性を熟考のため一旦見合わせる。


マークシティ前で、路上ライブをやっている。

中々の完成度だったので、しばし立ち止まって聞いてしまった。

皆20前後に見える。

ボーカルは歌っているときの身のこなしが本当に格好いい。

どのようにしてこんな立居振る舞いを身に付けたのだろう。

素人が見よう見まねでやっているのではない、プロのライブパフォーマンス。

盛り上げも上手い。


モッズ系のギタリスト、黒のタンクトップをクールにきこなしたベース、ハーフのドラマー。

それぞれのファッションがバラバラなのもいい。

メンバーそれぞれのひいきがあらわれそうだ。


ここは渋谷。夥しい人生が交錯する街。これから人生を踏み出す若者と、その傍観者になった中年。

希望を失った落伍者。汚い渋谷、狭い渋谷。しかし、見上げる空はネオンに囲まれて高い。


夢に向かっているメンバーの眼差しが眩しい。


彼らの価値観、判断、発言、振る舞い、全てが「イケて」いる。時流に乗っている。

人の心を掴み、熱狂し、恋慕する全てをもっている。


何かを生産し、自らの感性や価値観を世に問うこと。

時流を把握し、流行に敏感になること。


この二つが重要だとおもった。


イブサンローラン、ジバンシーらビューティフル・ピープルが伝説となりえたのは、

最高にイケてたからであり、

その装いが刹那的であるからこそ、我々の憧憬も集めているのだ。






・アグロナチュラのバス用品一式

・防水仕様のCDプレイヤー


カジュアルな服

・カーゴパンツ

・ラコステのポロ ボルドーとパープル

・スニーカー紺×白あたり

・ポール・スミスの黒シャツ

・柄シャツリチャード・ジェームス


一回ミッドタウンに行かなきゃな