2025.7

 

 

ジヴェルニー モネの庭園 

 

 

今回のフランス滞在は3週間、うち2週間がパリなのですが、友人とすごす6日間以外に日帰り小旅行をけっこう入れています。

 

これら、すべてSNFCの列車で行ったので、SNFCアプリが大活躍です。
事前に予約している列車はだいたい1等車でした。席が違うだけで、だいぶ楽ですし、事前だと2ユーロくらいの違いで1等に乗れるのはすごい。


そして、事前予約なしの電車は、その日の予定を見ながら帰りの列車を予約できるので、駅にならばずに済むのがありがたい。

 

今回のフランス滞在は3週間、うち2週間がパリなのですが、友人とすごす6日間以外に日帰り小旅行をけっこう入れています。

これら、すべてSNFCの列車で行ったので、SNFCアプリが大活躍です。
事前に予約している列車はだいたい1等車でした。席が違うだけで、だいぶ楽ですし、事前だと2ユーロくらいの違いで1等に乗れるのはすごい。
そして、事前予約なしの電車は、その日の予定を見ながら帰りの列車を予約できるので、駅にならばずに済むのがありがたい。

シャンティイ城 (イル・ド・フランス)

パリ・北駅から北に30分ほど、半日で訪問した内容は、パリ初回のブログを参照ください。

 

 

 

 

ジヴェルニーとヴェルノン (ノルマンディ地方)

ジヴェルニーとルーアンは同じノルマンディの方向なので、1日でまわりました。パリ・サンラザール駅から、約45分ほど。ヴェルノンの駅に着きます。

こちらの目的はもちろん「モネの庭園と蓮池」、そしてヴェルノンの大聖堂もです。モネは大混雑の映像しか見たことがないので、9時半の一番の予約を取って、9時すぎには並びます。
色々調べたのですが、この時間にちょうど着くのが結構難しい。
7時すぎにパリを出て、8時にはヴェルノンに着くのですが、ジヴェルニー行きの始発のバスが9時半なのです。これを使うと9時半の開園に遅れるし、人も多いと思われる。

なので、8時にヴェルノンに着いて、まずは見たかったヴェルノンの大聖堂を見学に行くことにします。開いているか勝負ですが、万一開いてなければ、そのままジヴェルニーまで1時間歩いてもいいかなと、無謀にも考えていました。

そして、神は味方してくれました。
8時すぎに教会に着くと、ドアは閉まっているのですが、鍵があいている。
そして中から音楽が聞こえるので、そのまま入りました。中には教会の人がいたので、見学しても大丈夫のようでした。

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ここで見たかったのは、ステンドグラス。サント・シャペルの壮大なインパクトとはちょっと違うのですが、雰囲気がとても素敵な教会です。しかも最後まで私ひとりで見学させていただきました。

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もうこれで来た甲斐があったとすっかり満足していたのですが、次の目的地、ジヴェルニーに向かいます。Uberの台数が少ないのか、15分くらいで車は到着、そしてものの10分ほどでモネの庭園駐車場につきました。Boltも読んでみたのですが、ドライバーとマッチングできなかったので、さらに台数が少なそうです。

 

そして、10分前に庭園の入り口に着くとすでに結構な人数が。とはいっても五十人くらいでしょうか。たまたま前にいたフランス人女性と少し話していて、入場後に彼女が蓮池に直行したのを見て、すかさず後を追います。


人の流れは左の庭に向かっているので、目の前に「蓮池は右」と書いた看板があるのですが、私もフランス人女性が右に行かなければ見過ごしていたかもしれません。

開園直後の蓮池は、ほぼ人がいなくて快適に見学できました。

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モネの蓮池
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モネの家
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池を見学後に、庭を散策して、最後にモネの家に着くころには、どこも行列ができていました。庭もすごい人です。
ジヴェルニーに行くなら、朝イチ一択だと思います。

 

正直、それほどモネが好きというわけではないのですが、田舎の風景と花で溢れる庭園は見れて良かったなと思います。蓮池も日本で見慣れている蓮に比べるとちょっと寂しい感じもしましたが、とにかく池が広いので、ちょうど良いバランスかもしれません。恐らく植物の配置など色々と計算されているのでしょう。とても美しい景色に心が和みました。

 

ちなみに、サイズは全然小さいけど、その美しさでは、岐阜県のモネの池も負けていないと思います。

 

 

 

そしてモネのアトリエを改装したショップは激混みだったので、雰囲気だけ見て退出しました。庭は通路も狭いので、実際はそこまでの人数ではないのでしょうけど、すごく混んでいる感じがしてしまいます。


それでも、頑張って早起きして訪問できて良かったと思います。

個人的には、ヴェルノンの聖堂と同じくらい良かったです。(聖堂に寄る人はほとんどいなさそうだけど、駅から徒歩圏内なので、ぜひ立ち寄って欲しい)

ルーアン (ノルマンディ地方)

ヴェルノンからさらに45分ほど。パリから90分ほどの距離です。
ルーアンはとにかく大聖堂です。これもモネの絵が有名ですね。

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そして、英雄ジャンヌダルク。今回、ランスもですが、意図していなかったのですが、ジャンヌダルクにまつわる場所を訪問する感じになっています。

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ジャンヌダルクの塔
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ジャンヌダルク教会は
少し北欧っぽい雰囲気

夏の間は大聖堂にプロジェクションマッピングをしているので、それも見たいと思ったのですが、今の日没だと宿泊しないと無理そうです。


なのでルーアンでは、美味しいランチをいただいたり、街を散策、そして普通にパリの人混みを避けてお買い物をして帰宅しました。

 

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街並みが可愛い
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有名な時計台

本当はエトルタにも行きたかったのですが(こちらもモネが描いてますね)、日帰りで行くにはハードルが高そうだったので、断念しました。

そして、最初はモン・サン・ミシェルのツアーを予約していたのですが、前回行った時に、次は宿泊して夕日を見たいと思っていたのと、日帰りの長時間バスは辛そうだったので、こちらも諦めました。結果、このルートになったのですが、なかなか良かったので、こちらのコースもおすすめです。できればルーアン1泊してさらに海側まで行きたいかな。

ベルサイユ宮殿 (イル・ド・フランス)

ほぼパリなので、これを日帰りと行って良いのかわかりませんが、近いもののあまりに広いので、半日以上は必要です。
パリ・モンパルナス駅から約30分ほどで着きます。


本当は宮殿の近くまで行ける電車もあるのですが、運休中。パリの電車は本当に情報集めないと運休だったり止まらなかったり注意が必要です。

 

なので、駅からは歩きますが、モンパルナスからTERでVersailles-Chantiersまで20分ほど。そこから徒歩30分。昔はこちらから歩いた記憶があります。

 

早起きして、こちらも開館時間の9時の予約です。次の予定があったので、3時には出なくてはいけなかったのですが、宮殿、庭園、大小トリアノンを見学して、帰りはトラムで戻ってもギリギリでした。(途中雨が降っていたので、30分くらい宮殿で待機してたのがなければ、まあ回れたかな)

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朝9時前は空いています
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宮殿は今回で3回目くらいですが(鏡の間以外の記憶がほとんどない)、たぶんトリアノンは初めてではないかと思います。宮殿は入れない部屋が多くて少し残念でしたが、トリアノンが良かったので、庭とトリアノンに行ける全部込みのチケットがおすすめです。とにかく庭の手入れがすごいので、それを見るだけでも行く価値ありだと思います。

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宮殿内はキラキラ
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有名な絵ですが、描き上がる前に4人目の子供が亡くなり、ゆりかごの中を消したそうです。
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大トリアノン
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小トリアノンは質素
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マリーアントワネットが花好きなので、ブーケを贈ると言って小トリアノンをプレゼントしたそうです
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ランス (シャンパーニュ地方)

パリ・東駅から約45分。
目的は藤田礼拝堂と、シャンパンのカーヴ体験。そして大聖堂です。
こちらも朝一番でまずは藤田礼拝堂に向かいます。

藤田は日本で展覧会に2回ほど行っていますが、彼の生き方を含めて好きなので、このチャペルにどうしても行きたかった。
ポスト印象派として、フランス人らしくカルチェラタンで生きた日本人。

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静かに佇む小さなチャペル

今回、初めて聞いたお話では、藤田は戦争で日本に帰ったあと、1950年に再渡仏、その時、ランスのサン・レミ聖堂に感銘を受けて、カトリックに改宗したそうです。そしてランス大聖堂で洗礼を受け、この時のパトロンであるルネ・ラルー氏(F1で有名なシャンパンのMummの社長)と共にこの礼拝堂を建てたそうです。実際、このチャペルはMummのすぐ隣なのですが、そういうことだったのですね。

 

礼拝堂でオープン待ちをしながら、藤田大好きなんです、という話を受付でしたところ、本当はフランス語でしかガイドはしないんだけど、と言いながら頑張ってGoogle翻訳を駆使して案内をしてくれました。ありがとね、と言うと、僕も藤田が大好きだから全然オッケーだよ。と笑顔で対応してくれたのが嬉しかったです。

 

藤田 嗣治は西洋絵画と思われがちなのですが、この教会にも日本的な要素がいくつか隠されています。

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キリスト生誕

例えば、キリストの誕生の絵では、生まれたばかりのキリストを囲む動物になぜか白馬がいます。これは日本の天皇=天子は神様であるため、神のひとりとして描かれているそうです。

 

そして、これらのフレスコがは、藤田が南米を旅した時にディエゴ・リベラから影響を受けているとのこと。ディエゴ・リベラはフリーダ・カーロの夫として有名ですが、私も好きでメキシコ・シティの大きな壁画を見に行ったよ、という話をしたらガイドさん驚いてました。

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藤田の受胎告知
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フラ・アンジェリコ

さらに、色々なオマージュが隠されていて、一番わかりやすいのは、フラ・アンジェリコの受胎告知と酷似した構図を採用しています。そしてさらに驚くのは、フラ・アンジェリコの左側にアダムとイヴがいるバージョンの受胎告知(これは知らなかった)と同じ構図となるよう、創世記を描いたステンドグラスがこの絵の左側に見えるよう配置されいてるのです。

 

最後に、この礼拝堂には藤田自身と奥様の君代さんが眠っています。
レオナール藤田という名前は洗礼名だそうです。

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入り口右の壁には、藤田とパトロンのルネ・ラルー氏も描かれています。

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藤田の左がルネ・ラルー

これらは、解説してもらわないとなかなかわからない。日本語の説明書きを1枚いただいたけど、ガイドしてもらえて本当に良かったです。

小さなチャペルなので、後から来た日本人の方々2組は15分くらいで帰ってしまったようですが、私は結局、すべての絵をガイドさんに説明してもらい、1時間くらいはゆっくり見学させてもらいました。それでも名残惜しくて、なかなか離れがたかったのですが、藤田さんに後ろ髪を引かれながら、次に向かいました。本当に何かに強く惹きつけられた場所でしたし、自然と涙が流れてくる体験でした。

 

東京で藤田の写真展があるようなので、帰ったら東京にいる3日間の間に行こうと思います。

 

そしてサン・レミを見学後、歩いて「ヴーヴ・クリコ」へ。カフェもとても賑わっていましたが、カーヴ見学は予約必須です。

 

13:30集合で少し早めに着いたので、SHOPを見てみましたが、グッズが充実しています。お土産にもよさそう。

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そして、ツアー開始。


このツアーは予約制で、英語とフランス語で時間が異なるので注意です。試飲できるシャンパンの種類と数によってお値段が異なります。
私が予約したのは、4種類試飲で80ユーロ。BRUT2種類と2015年のヴィンテージ2種。

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素人の私でも違いがわかります(笑)
最後のヴィンテージのロゼが一番美味しかった。
 

カーヴの解説から、シャンパンの正しい開け方まで、最後にはツアーのみんなお酒が入って会話も弾み、楽しい1時間半でした。

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そして、千鳥足で教会見学に。
よほど強いのでなければ、シャンパン4杯、カーヴツアーは観光の最後にすることをおすすめします!

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サン・レミ
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ランス大聖堂

今回はパリで人に会うのがメインなので、日帰りだけだったけど、また来ることがあれば、1泊の小旅行で行きたい場所も結構あったりして、久しぶりに来て、まだ色々見たいところがあるなと思いました