2025.8

 

 

 悪魔の喉笛

 

前日にブエノスアイレスに入り、アルゼンチン2日目はイグアスに向かいます。

 

ここからは南米らしい珍道中です!

 

ブエノスアイレスには空港が2つあって、エセイサ(市内まで1時間)と、ニューベリー(同、30分)です。行きはニューベリーなのですが、帰りはちょうど良い時間がなくて、エセイサに戻る便です。

フライト変更問題!

ところが、フライトの予約はかなり早かったためか、イグアスからの帰りの便がとんでもなく遅い便に変更されていました。元々、イグアスは1泊2日、翌日の18時の便で戻る予定だったのですが、変更後は22時に!空港が遠いのに!

 

なので、搭乗前に空港でこれを早い便に変更できるか確認します。幸い、ニューベリー行きなら早い時間に変えられるとのことで、20時発に変更できました。助かった!
変更内容はメールで届くのでペーパーレスです。地下鉄もクレカタッチ決済だし、色々日本より良くできてます。
(しかし、帰路でとんでもない顛末があるとはこの時は知る由もない)

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6時半まだ真っ暗です

イグアスの滝 アルゼンチン🇦🇷側

そして、朝6時半ブエノスアイレス発の飛行機でイグアス空港へ。2時間のフライトで、8時半にはイグアス国立公園に向かうタクシーに乗ることができました(25K pesos)。

空港からは車で20分くらい。道の混雑状況によると思いますが、9時前にはイグアスの滝の国立公園に到着。

チケットは前日にオンラインで購入していたので、すんなり入場。入ってすぐのツーリストインフォで地図をもらいました。

因みに朝8時から公園は開いてるようです。
ボートツアーなどの申し込みも入り口で受けてますが、この時間で気温10℃。とても滝に突っ込むボートに乗る気にはなりませんでした。予報では20℃超えていたんですが、アイスランドに続きウルトラライトダウン、大活躍です。(結局、昼過ぎからはTシャツで歩ける気温まで上がりました。真冬のジャングルですね)

まずは園内の電車のチケットをもらうように言われたので、途中のカウンターでチケットをもらい中央駅まで歩きます。電車代は入場料に含まれています。

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列車番号まで決まってる

9:30の電車で、帰りは11:30悪魔の喉笛発です。
結構、厳密に乗る電車を見てるので、行きも帰りも時間厳守です。

ちなみに、中央駅のトイレは綺麗にメンテナンスされていたので、電車の前に行っておいくと良いと思います。

電車を待っている間、案内の人にどう回ればいいか聞くと、まずは悪魔の喉笛で2時間、帰りは途中のカタラタス駅で降りて、アッパートレイル(約2時間)とロワートレイルを歩くのが良さそう。

なお、イグアスは(VIVOの通信で)電波通じませんでした。デジタルデトックスタイムです。

電車の終点、Garganta de Diabolo 悪魔に喉笛で降りて、滝まで通路に沿って川を渡って行きます。

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15分くらい歩くと、水飛沫を感じ始めるので、途中の待避所で百均のカッパを着ます。滝から吹き上げる風でカッパが剥がれそうですが、台風並みの雨風なので、ないよりは全然マシです。

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悪魔の喉笛
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水飛沫すごすぎて、もはや何も見えない

アイスランドの滝が静かな自然の美しさとすると、イグアスはディアボロというだけあって、邪悪な激しさがあります。
メイデンのTシャツを着て行くなら、こちらでしょう。

マイナスイオンが出てるというより、マイナスイオンを顔面に叩きつけている激しさです。

滝の真上、水飛沫が凄すぎて、フードも風に煽られるのし、何をしてもずぶ濡れです。髪も顔も完全にシャワーを浴びた状態。が、この頃には紫外線が凄いことになっているので、服も髪も駅に戻るまでにだいたい乾いちゃいます。

駅に戻って休憩していると、もう電車の時間。
そこそこ歩くので、2時間でちょうど良い感じ。11:30も電車でカタラタス駅まで戻ります。

ちなみに、食事の選択肢はとても限られているので、食べるものを持っていくことをお勧めします。

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カタラタス駅に着いたら、まずは上周り、そして下周りのトレイルを歩きます。上のトレイルは滝を上から見ながら、下は川の少し上のトレイルです。

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左奥が悪魔の喉笛
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滝の上からの景色
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下のトレイル

下の方が滝の全体像が見えます。島のように見える半島の右が悪魔の喉笛、左がブラジル側から見える滝です。

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だいぶ内側にあるトレイル最後の滝

喉笛の大滝以外にも、色々な滝があって豊富な水量と勢のある流れが見えます。

2時間ほど上下のトレイルを歩いて、公園の入り口に戻り、14:45のプエルトイグアス行きのバスに乗れました。プエルト・イグアスまで7.5K、30分ほどです。

街中から離れたホテルを予約してしまったので、バスを途中で降りて、20分くらい歩いて宿に到着。

とてもアットホームなコンドミニアム。小さなプールと広い中庭で、宿主のマリーさんが対応してくれました。夕方にはチェックインできたので、、マリーさんが入れてくれたハーブティーを飲みながら中庭でプールを眺めながらゆっくりリラックスできました。

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看板犬
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家猫ちゃん

 

イグアスの滝 ブラジル🇧🇷側

翌朝、朝食をしっかり食べてから、ブラジル側の滝を見るツアーに参加します。
ここで、問題発生!Get Your Guide でホテルピックアップとなっていたのに、急に別のピックアップポイントに来いと。昨日バスを降りたあたりです。

宿主のマリーさんが、電話してめっちゃ交渉してくれたんだけどダメ。まあ、朝の散歩と思って30分歩きます。ピックアップがガソリンスタンドで、みんな親切にメッセージと集合場所を確認してくれるんだけど、人によって言うことが違って大混乱w

結局スタンドのお姉さんが、このツアーならそこに停まるよと教えてくれて無事ピックアップされました。

携帯電波のない状態で待ってたので、本当に良かった。(結局、携帯は全く繋がらず)

入場券は前日、サイトで購入してスクショしてあるので、大丈夫。

9:15ピックアップで、公園入り口に着いたのが10:15くらい。半分くらいは、入国手続きの時間で、距離的にはとても近いです。
まあ、川と滝の反対側がブラジルですから。

ということで、サンパウロのトランジットに続き、2回目のブラジル入国です。

今回のツアーは大型バスいっぱいの大人数。英語は私ひとり。でも、ガイドさんが翻訳対応してくれます。

さて、入場後は園内バス移動なのですが、休憩やら長蛇の列でバスに乗ったのは1時間後です。

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11時には大行列

バスで公園内の各ポイントに停まりながら進みますが、最初の方の停留所はハード目のトレッキングやサイクリングの入り口。サイクリングに力を入れているようで、専用道路がきちんと整備されていました。自転車のレンタルもできるみたいです。

終点のひとつ手前、4つ目の停留所で降りると川沿いに滝を見ながら歩ける遊歩道があります。

滝は全てアルゼンチン側なので、川=国境のこちらブラジル側では、滝の遠景が見えます。
小さくて写真だと見えないけど、肉眼では昨日歩いたアッパートレイルが綺麗に見えています。

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離れてみるとジャングル感がすごい

バスの停留所の反対側には、コロニアル様式の公園内唯一のホテルがあります。見た目も含めてまるでミラコスタです。

遊歩道は昨日歩いた滝が見える場所から。昨日は見えなかったブラジル側の奥にある滝に向かって30分ほど歩きます。

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奥が昨日のアッパートレイル
真ん中が半島のように見えた場所
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さらに奥に進むと大きな滝が
最後は真ん中の遊歩道を滝に向かって歩きます

元々、冬で水量も少ないかもしれないなか、ブラジルまで行くのを迷っていたのですが、多くの人に勧められて来ることに。この絶景を見れたので、来て良かった。

昨日の間近の迫力とは違い、ちょっと距離があるので、全体の景色が見れたのは良かったです。体験型と鑑賞型といったところでしょうか。

水量も、通常と比べてどうかはわからないけど、8月の真冬なのに大迫力でした。川の水位は少し低い感じでしたが、映像で見たことのある滝と遜色ない感じです。

冬の滝は悲惨、という記事をどこかで見たのですが、年によるのかもしれません。去年の夏は水量が多すぎて閉鎖していた時期もあったみたいですし、今年は水量が多いのかも。事前に連絡を取っていた現地のガイドさんが冬でも特に水量は問題ないと言ってたのを信じて良かった。

最後に滝のすぐそばまで行く通路があるのですが、濡れるといっても昨日の悪魔の喉笛に比べればだいぶマシです。フード付きのウィンブレで大丈夫でした。

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そして、日差しが強いので、あっという間に乾きます。

ブラジル側は、今回のトレイルなら、歩くのにそれほど時間はかからないです(歩いたのは1時間半、14時には入り口に戻っていました)。
ただ、国境越えを考えるとツアーでの参加がおすすめです。タクシー手配も考えたのですが、5分の1くらいの価格で行けました。

ブラジル🇧🇷バードパーク

イグアスの滝の入り口目の前に、バードパークがあるので、そちらにも寄るスケジュールにしました。

なかなか日本では見れない鳥やら、アナコンダやら、珍しい動物が見れてなかなか良かったです。普通のネットに囲われたエリア以外にも、ネットの中に入れる場所が半分くらいあって、旭山動物園のように、目の前で鳥が見れます。自分の横数センチを色鮮やかな鳥が飛び抜ける体験はなかなか面白かったです。子供はめっちゃ泣いてたけど。こちらもおすすめです。
全く飽きずに見れて、2時間の滞在は、あっという間でした。

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アナコンダ!!

事件発生!

そして、帰りのバスで問題発生。アルゼンチン側の入国が激混みで、バスが全く動かないまま1時間以上。プエルトイグアスまで2時間以上かかったので、バスターミナルでおろしてもらい、急いでタクシーに。この時点でフライト時刻の2時間前。帰りのフライトが遅い便で助かった。元のスケジュールだったら間に合ってなかったです。

本当はプエルトイグアスで夜ご飯食べてから空港行きのバスに乗るつもりだったのに、仕方がない。

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おかげで美しい夕日が見れた

またしても事件発生!!!

ところがまたしても事件が。フライトが1時間半遅延。空港まで電波がなかったため、昼間に遅延連絡が来ていたのに気づけなかったorz

空港で3時間待ちなら、ご飯食べれたのに。無念です。でも、仕方がない。

恐らくブエノスアイレスの天候が荒れてたのが原因かと思われるけど、結局21時の便が飛んだのは0時半。ブエノスアイレスはイグアスの滝並みに地面が濡れてたので、嵐が去った後なのでしょう。午前2時半に空港に着いてUberで20分、3時過ぎにようやく寝ました。

色々トラブルありましたが、無事ブエノスアイレスには戻れそうだったので、よしとします。
しかも、ブエノスアイレスが嵐の間は天気のイグアスにいれたので、むしろラッキーです。

この中南米のカオスなのに、みんな平常心っぽい感じ、なんか懐かしいです。
だいたい、中南米では、こういう問題が起きる。30代の頃キューバに行った時は、嵐で帰りの飛行機が飛ばす、ホテルも停電。
だいたい着けばよろしい、というメンタリティだった。私はせっかちな方だけど、こちらでは、まあいっか着けば。どうにかなるさ。
という暖かい気持ちでいられます。

それでもみんな暖かくて、言葉がちょっと不自由でも精一杯助けてくれるところが良いんですよね。

そして、みんな大きな保温ボトルとカップとマテ茶を持ち歩いていて、バスでも空港でも、タクシーの運転手も運転中に、普通にどこでもマテ茶を入れて飲んでます。

ちょっと意外だったのは、ペルーでみんな飲んでたのは標高対策かと思っていたんだけど、そういうわけではなさそう。

そして圧倒的に英語が話せる人が少ない。でも、超初級スペイン語でも、みんな頑張って理解してくれます。フランスより圧倒的にコミニケーション取れる国にきた感じです。

やっぱり中南米はいいな、というのを思い出してきました。2015年のペルー、ボリビア以来の南米なので、10年ぶりですね。

次は、南米のパリ、ブエノスアイレスに続きます。