怖い先生との保護者面談 | ラクダと旅する日常

ラクダと旅する日常

モロッコ、マラケシュからお届けするローカルな暮らし・子育て・仕事

雨期になって半年ぶりの雨が降るようになりました。

日本にいると半年もの間、雨が降らないことがどんなものか想像できないと思います。

毎年梅雨の時期から日本へ帰国していた時は、それほど感じなかったけど、

帰国できなくなってからどうにも雨が恋しくて、今年は夏の終わりからYouTubeで雨音を聞いていたほどです。乾燥地帯マラケシュも先月後半からやっと雨が降り出して、気温も一気に下がりました。

 

 

今年度は10月から始まった学校ですが、先日子どもの小学校で試験があり、それを基に保護者面談が行われたので行ってきました。

モロッコの小学校は科目ごとに先生が異なり、それぞれの科目の先生が複数の学年を兼任していることも多く、来た保護者から順番に複数人の先生と面談をします。

小学6年と3年の息子達ですが、今の所点数もよく、どの先生も問題ありませんと言ってくれました。

しかし、私が一番話したかったのは長男のアラビア語の先生です。

若い女性なのですがとにかく怖いらしく、元々繊細で怖がりな長男はアラビア語の授業の度に緊張しているとか…

先日は宿題の最後の一問が分からず空白で出したら、やっていないと怒られたとべそをかいて帰って来ました。

苦手な先生に限って今年で3年目とは長男も気の毒ですが、社会に出ても苦手な人や怖い人と付き合わなければならない事は当然あるので、慣れるか上手く立ち回れるようになって欲しいとも思います。

 

モロッコの小学生を教えるにあたって、多少の怖さは確かに必要で、

一度は優しい先生で生徒が騒ぎ授業にならず、仏語の先生が2回も変わった年度もありました。

でも怖くて質問もできないんじゃ元も子もない。

正則アラビア語は私はお手上げなので、宿題が分からないと聞く相手がいません。(教育関係は夫は問題外で私も子どもも当てにしておりませんw)

先生もそれは分かってるはずだけど…

なんと言ったらよいものかと教室へ行くと、すっごい怖いと息子が言う先生は終始笑顔で保護者とおしゃべりしていました。

宿題の件を言うと、笑顔で「ええ、よく分かってますよ」との返事。うーん…

思い切って「息子はあなたの事を少し怖がっているようで…」と言うと、

「少しじゃなくてすっごくですよ!」と言われました!先生も分かってるのね…

因みに昨年は次男も受け持ったけど、次男は怖がってなかったともw あの子はモロッコ人で長男は日本人なんですと言うと「そうそう、そうなんですね」と先生。

 

家に帰り、長男に先生もビビってる事知ってたよとやり取りを伝え、終始笑顔だったと言うと、

絶対違う…少しも笑ったりしない…と言っていましたw

 

やっぱり保護者と先生が話す機会は大事ですね。

昨年はコロナ対策の為か面談が無かったので、今年はどんな先生たちか、顔が見れて安心しました。

写真は次男クラスの図工作品。

 

 

買って持って行った素焼きの陶器にペイントしたらしいのですが、何故か卵の殻がトッピングしてあります。誰の作品か名前が無いのがモロッコらしい。

適当に写真を撮ってみましたが、次男のは手前の黄色だそうです(^^)

 

 

モロッコ雑貨とモロッコインテリアAtelierFOUKARI

 

にほんブログ村 海外生活ブログ モロッコ情報へ