現在のモロッコ感染状況と日本との違い | ラクダと旅する日常

ラクダと旅する日常

モロッコ、マラケシュからお届けするローカルな暮らし・子育て・仕事

現在のモロッコの感染状況です。

 

 

数については随分前からチェックしなくなっていたので、このグラフを見て昨年11月から12月にかけてこんなに増えていたとは知らず驚きました;

現在は山が下ってかなり減ってはいます。

マラケシュの直近24時間の感染人数は41人でした。

トータルも1309人なので、思っていたより少ない…

もちろん変異種がモロッコでも拡散する可能性は十分あるし油断はできません。

各都市や人数の詳しい感染状況はこちら

 

減っていはいても3週間前から開始された21時‐6時の間の夜間外出禁止と20時以降の営業禁止は一週間延長されました。

レストランも3週間前からテイクアウトだけです。

事実上各都市は許可書がないと出入りできないし、イベント、結婚式等もずっと禁止。

厳しい処置が続いていますが、それだけの効果はあるようです。

医療インフラが惰弱なので徹底策で封じ込めようとしてるのは昨年3月の鎖国政策から明確です。

モロッコは王国なので意思決定が早く、今日決まって明日開始というスピード感と強制力があります。

日本に比べたら相当小さい経済なので、厳しい規制による経済損失も(もちろん大変な思いをしてる人は沢山いても)日本とは桁違いに小さいはず。

バーもクラブも名目は外国人用だし、そもそも夜の店が無いに等しい、、

女性は元からカフェでお茶とかしないし、外で遊ぶ文化はない、、

元から公立学校は家で昼食を食べるし、働いてる人も外より家で食べる人の方が圧倒的。

介護施設は無いに等しく、病院は元々入院患者が少ない(延命治療がありません)

部活もないし、日本でクラスターが起きている場所がモロッコにほどんどないことが分かります。

各都市は都市間がだだっ広い荒野で完全に分離しているので都市封鎖もしやすい。

清潔概念が弱く握手やハグ文化ではあるけど、それもかなり啓蒙されたし、

シンプルな暮らしがこういう時利点になっているようです。

 

ただ、観光業がゼロ状態なのはどうにもこうにも。

マラケシュは観光従事者が本当に多かったので、皆どうしているのかと思います。

観光車両や店舗はかなり売りに出されているようです、、

でも、5000円か1万くらいあれば明日から誰でも八百屋が始められるような国なので、どうにかなるかも、、?

コロナウイルスは各国に同時に出された試験のようなもの。

それぞれの国の強み、弱み、色んなものが炙り出されているのは興味深いです。

 

 

 

モロッコ雑貨とモロッコインテリアAtelierFOUKARI

にほんブログ村 海外生活ブログ モロッコ情報へ