10月まで授業がない!? | ラクダと旅する日常

ラクダと旅する日常

モロッコ、マラケシュからお届けするローカルな暮らし・子育て・仕事

毎日ほんっとうに暑いです!

日中は暑くて子供を連れて外を歩くこともできず、家でばかり過ごしてしまいます。
モロッコ人家庭の子供たちは、幼児でも(!)夜中1時過ぎまで外で遊んでいるので、完全に夜行性。
日本では信じられないけど、昼間外で遊べないからこうするしかないのでしょう。
先日、気温の下がった日を見計らって昼11時ごろに子供向けのテーマパークへ行ったら、
営業時間が午後2時から午前2時まででした。
さらに沢山の遊具があるカフェに行ってみたら、そこは午後5時から、、、、;
早寝早起きという子育ての基本が全く通用しない!!

メナラモール

(ブレてますが)日が暮れてから外出する人々


さらに先月、長男の小学校に入学登録に行き、新学期はいつから始まるのか聞いたところ
驚きの返事が、、。
「9月7日には登校できるわよ。でも、授業は10月から。」
「なんですと!?」
「だってライード(犠牲祭)があるからね。」
「ライード休暇って2週間とか?」
「いえ5日間。」
「、、、、、、。」
モロッコの学校は夏休み明け、9月初旬まで生徒の入学登録があり、
教科書や備品の一覧を渡され数日かけてそれを準備するため授業開始は15日くらいから。
それが今年はライードが14日あたりに来るというので、そこからまた休暇になると言うのです。
でも休暇が5日間ならまだ9月後半から授業できるはず。
それがどうして10月からになるのでしょう。
そもそもこれだけ長い夏休みを過ごしたんだから、ライード休暇分、繰り越し授業しようとは思わないのか。(そういう発想自体無さそうだ。)
私立の中でも授業料の高い学校に入れようとしてこの状態、、、9月分だって支払うのに!!

公立私立に関わらず、すでに6月からまともな授業は無く、7月、8月が完全な夏休み。
そして9月も授業なしとは、4か月間、授業も宿題も、まして部活もないモロッコの子供たちは一体何をやって過ごすの!?
毎日、遅寝遅起きで日中は家でごろごろテレビやスマホ、、、
これでまともな大人が育つの!?と今更ながら危機感を覚えてしまいました。
(今までは幼稚園だったので、授業のあるなしはさほど気にならなかったんですね、、)

どんなに高い学校に入れても親がフォローしなくてはならない。とフランス人学校にお子さんを通わせている
日本人の方に言われたのを思い出しました。
今はまだ、私が十分教えられるからいいけど、中高生になったらどうなるんだろう。。
日本でもネット・スマホ依存率は高そうですが、それでも色んな選択肢の中にいる。
こちらは外に出られない気温の中、選択肢が唯一ネットだけになりかねない。
プールに連れて行ったり、ドリルをやったり、カルタやトランプをやったり、ひらがなを教えたり、
クッキーを焼いたり、、、と色々しているつもりですが、それでもYOUTUBEには敵いません。
せめて早く学校が始まってくれれば、、、
夏休みがあと一か月プラス授業のない一か月、、長いです!!

郊外のプール


 ラクダと旅する日常  
にほんブログ村